牛肉ってやっぱりおいしい！食卓に並ぶと贅沢な気持ちになり、食べると何だか気分が高揚しませんか？久しぶりの焼肉に行くと、「あぁ幸せ」って思ったりしませんか？実は牛肉には、食べるだけで幸せホルモンを作り出すことができるんです。

幸せホルモン？！そんなホルモンあるの？！初めて耳にする方も多いのではないでしょうか。今回は牛肉を食べると元気になるメカニズムについて詳しく書いていきます。
 

 

幸せホルモンとは何？

「幸せホルモン＝代表的なものはセロトニン、オキシトニン、ドーパミンの3種類」

そもそも幸せホルモンとは、脳内ホルモンの一種のことを言います。脳内ホルモンは、脳内ではたらくホルモンや神経伝達物質の総称のこと。

人間の脳には、心や身体のバランスをとるために、なんと１００種類以上の脳内ホルモンが分泌されているといわれています。それら脳内物質の中には、感情や意欲に大きな影響を与える物質も存在して「楽しさ・よろこび・やる気」これらの幸福感を与える物質が幸せホルモンと呼ばれるものになります。

沢山ある脳内ホルモンの中で、幸せホルモンと呼ばれる主な物質は、セロトニン、オキシトニン、ドーパミンの３種類。これを覚えておきましょう。

 

牛肉に含まれるのは？

牛肉＝セロトニン

ここからは牛肉に含まれるセロトニンに焦点を当て、少し詳しく書いていきます。

セロトニンは安心感、平常心、頭の回転を向上させるなど、脳を活発に働かせる脳内物質のことをいいます。ストレスの感情を緩和してくれる作用もあり、それは精神安定剤とよく似た構造をしています。近年、セロトニンはその機能から幸せホルモンと呼ばれるようになりました。幸福を感じたり、意欲がでたりと神経伝達物質の９割を占めています。

セロトニンが欠乏してしまうと疲れやすかったり、慢性的にストレスを感じやすく、意欲低下やイライラしたりといった症状がみられます。

牛肉には必須アミノ酸の一種である「トリプトファン」という成分がたくさん含まれており、このトリプトファンが脳内物質のセロトニンを作る材料になるのです。食肉によってつまりトリプトファンを摂取し、セロトニンを作り出している働きをしているのです。

 

セロトニンの効果

先程も書きましたが、セロトニンは特にストレス対策に有用な脳内物質になります。

脳の神経と自律神経にポジティブに作用し、明るく前向な、幸せな気持ちにする作用があるセロトニン。セロトニンが規則正しく一定量分泌されることで、ノルアドレナリンやドーパミンが過剰に働かないようにバランスを取ってくれます。そして「リラックス」「落ちつき」をもたらしコントロールします。

セロトニンはストレスや不安を感じると分泌が少なくなってしまい、不足してしまうと神経伝達物質のバランスがとれなくなり、乱れてきてしまいます。

現代社会においてストレス自体をごっそり取り除くことは困難。そのため、日常的にセロトニンが分泌される生活をすることも、うつ病などの症状を感じている方にはとても重要になります。

 

至福物質といわれる「アラキドン酸」も含まれている

牛肉には必須脂肪酸の一つ「アラキドン酸」も含まれております。そのアラキドン酸が脳内でアナンダマイドという物質に変化し、幸福感、高揚感をもたらします。そのため、アナンダマイドは「至福物質」と呼ばれています。

牛肉を食べることで、リラックスできるだけでなく、幸福感などを味わえるのもお肉の魅力ですね。

 

牛肉を食べると健康にもいい

セロトニンの原料となるのはトリプトファンです。実は人間の体内では合成できないって知っていましたか？そのため、食べ物から摂取する必要があるのです。

ちなみにトリプトファンは牛肉以外では大豆・味噌・豆腐などの豆類、アーモンド・ごま・くるみなどのナッツ類、チーズ・ヨーグルトなどの乳製品、卵、魚などにも含まれています。

お互いに組み合わせて食べるとなお良いでしょう。また大前提に心身の健康にはバランスの良い食事も大切です。

関連コラムはこちら↓
牛肉は健康にいい⁉　健康にいい理由とおすすめ部位をご紹介！

 

牛肉って素晴らしい！牛肉の栄養について

近年、美容・ダイエット・メンタルヘルスまで、幅広い分野で注目されている牛肉。牛肉を食べることで、以下の効果が期待できます。

ストレスの緩和に…「トリプトファン」

こちらは上記に述べた通りなので簡単にまとめると、トリプトファンは心のバランスを保ってくれるセロトニンを作り出してくれます。

他にどんな食品にトリプトファンが含まれているの？

食品中のトリプトファン含有量（可食部100gあたり）

髪やお肌など美容を整えてくれる…脂肪燃焼を促す「カルチニン」

カルチニンは2つの必須アミノ酸、リジンとメチオニンから合成されたものになります。

カルニチンは、鶏肉と豚肉よりも牛肉に非常に多く含まれています。食べ物から摂った脂肪や体内の余分な脂肪を燃やしエネルギーに変換する際、脂肪酸の燃焼を後押ししてくれる作用があります。

カルチニンは加齢とともに体内で生成される量が減少し、脂肪がたまってぜい肉となってしまいます。だからこそ、食べ物から積極的に摂取することが大事になってくるのです。

 

免疫力を高めて病気にかかりにくい体に…「亜鉛」

病気にかからないような体になるためには、免疫細胞の活性化が必要です。人間の体の中にウイルスや細菌が侵入してしまうと、免疫細胞が作用して病原体の感染を防いでくれます。

その免疫力を高めるのに効果的なミネラルのひとつが、亜鉛なのです。亜鉛を多く含む食品は牡蠣。その次に牛肉と豚肉に多く含まれています。牡蠣よりも通年を通して摂取できる牛肉や豚肉がおすすめです。

 

 

セロトニン摂取におすすめの食べ方

普段何気なく食べている食べ物。少し気をつけることでセロトニンを増やす方法があります。乳製品に多く含まれているトリプトファンやビタミンB６を食事に取り入れましょう。ビタミンB6はトリプトファンがセロトニンになるときに必要なビタミンになります。

セロトニンは寝ているときには合成されないので、特に朝食の際に意識してセロトニンを増やしたいところです。またセロトニンを分泌するセロトニン神経と呼ばれる神経があり、食事の際によく噛んで食べると活性化されます。

 

セロトニン摂取におすすめの部位は？

赤身の部位の代表格、ヒレとモモ。これら赤身部位にはタンパク質が豊富に含まれているのが魅力。タンパク質は体を形作り生命の維持に必要不可欠な栄養素です。リブロースやサーロインなどの霜降り部位よりも多く含まれています。

今までの説明でも何度かでてきていますが、牛肉にはタンパク質の合成に必要な必須アミノ酸がたくさん含まれています。食品からしか摂ることができない必須アミノ酸は、牛肉の中でも赤身肉にたくさん含まれています。

食事以外にもセロトニンを増加させる方法があります。プラスαでぜひ取り入れてみて下さい

・太陽の光を浴びる…太陽の光を浴びると、脳内でセロトニンが分泌されます。日頃から日光を浴びるように心がけましょう。また軽い運動と連動するとよいでしょう。

・睡眠をしっかりとる

・定期的なリズム運動をこころがける（ウォ―キング、自転車をこぐ）

・家庭の時間、家族とのスキンシップをとる

 

セロトニン摂取におすすめの通販商品3選

ここでは美味しくてかつセロトニン摂取におすすめの通販商品3つご紹介！

【伊賀牛】【ステーキ】シャトーブリアン 1枚（200g）

内容量	伊賀牛シャトーブリアン200g（1枚）
価格	6,600円

最高級の赤身の美味しさを味わうなら伊賀牛のシャトーブリアンがおすすめです。味は最高クラスの赤身を味わえるのはもちろんのこと、セロトニン摂取で幸福感も味わえます。

値段は少し張りますが、ぜひ最高級の伊賀牛の芳醇なシャトーブリアンを味わってみましょう。

 

【神戸ビーフ】【焼肉用】赤身肉（モモ）400g（200g×2P）

内容量	神戸ビーフ赤身肉（モモ）400g
価格	6,900円

上質な赤身肉を焼肉で楽しむなら神戸ビーフの赤身肉もおすすめ。神戸ビーフの赤身肉は焼肉で楽しめば、胃もたれもほとんどせずに美味しく食べられます。もちろんギフトにもおすすめです。

 

【伊賀牛】牛ユッケ 60g×5個 たれ付【急速冷凍】【生食用食肉取扱施設届出済】

内容量	伊賀牛ユッケ60g×5個　特製タレ付
価格	3,900円

赤身肉をご自宅でちょっと違った形で楽しみたいなら、ユッケでの生食もおすすめです。ユッケはもも肉がメインなのでたっぷりセロトニン摂取もできます。また、小分け（60g）されているので、食べたい分だけ解凍して楽しめます。

高級焼肉店で楽しむようなユッケをご自宅でも味わえます。

 

まとめ

新型コロナウイルス終息の見通しがつかない状況で、私たちは様々な環境の変化により、ストレスを感じることも少なくありません。こんなご時世だからこそ、適切な食事をとり心身ともに健康でいたいものです。

だからこそ、身近でとりやすい牛肉を食べてどんどん幸せホルモンを出し、心も体も元気になりましょう！いいこと尽くしの牛肉と、十分な睡眠や適度な運動を組み合わせて、元気な毎日を過ごしていきましょう！