幼児食に牛肉を使っても大丈夫?
子供に牛肉を食べさせたいけど、幼児食に牛肉を使用してもよいものか…気になりますよね。
ガイドラインでは、大体生後9か月~11カ月頃が食べさせ始めの時期になります。
その際にもしっかりと火を通すなど注意する点はありますが、基本的に問題はありません。
そのくらいの時期になると鉄分も不足し始める時期なので、鉄分やタンパク質、ビタミンB群は豊富な牛肉は幼児食にも適しているといえます。
そこで今回の記事では、幼児でも食が進む料理方法や、幼児に向いているレシピなどをご紹介します。
現在、幼児食に牛肉を使いたいと考えている方は、参考にしてみてくださいね。
何歳から牛肉を食べさせる?
「牛肉を幼児食で使いたいが、何歳から食べさせれば?」小さなお子様がいるご家庭では、牛肉に限らずあらゆる食材でこのような疑問に直面すると思います。
牛肉に関してはしっかりと火を通すなどの細心の注意を払いつつ、11カ月前後から徐々に与えていくのがおすすめです。
幼児食も食べられるおすすめ牛肉商品
【五穀和牛】生ハンバーグ
保存料不使用のブランド五穀和牛生ハンバーグ。飼料にもこだわり育てられた五穀和牛と北海道産のブランド豚「夢の大地」を少量配合して作られた生ハンバーグです。
美味しさはもちろんですが、保存料を一切使用していないため幼児の体にも優しいハンバーグとなっています。
幼児食におすすめの牛肉レシピ
幼児食でおすすめのレシピを紹介します。
その①:幼児食後期~幼児期ミートソース
出典:cookpad
材料
・牛ひき肉 30g
・人参と玉ねぎミックス煮ストック 20g
・チェリートマト 5粒(加熱後のストックだと20g)
・野菜スープストック 30cc
・無添加ブイヨン 小さじ 1/2
ケチャップ 小さじ 1/3
作り方
1.牛ひき肉、にんじん、玉ねぎをレンジで解凍する
2.チェリートマトを細かく刻む
3.凍ったままの野菜スープと①と②をフライパンに入れ、火にかけて野菜スープの水分がなくなるまで煮詰め、ブイヨンを入れる
4.ケチャップで整えて出来上がりです。
牛ひき肉を使った幼児食になります。ミートソースは幼児食でも非常に食べやすいレシピであり、色んな料理に使える万能性の高いのでレパートリーに入れておくと今後が楽になります。
ミートソース自体が子供は好きなので、スパゲッティにしてもいいですし、いろんな使い方ができそうです。
その②:野菜たっぷりドライカレー
出典:cookpad
幼児食などでよくあるカレーを牛肉で調理したタイプです。
材料 2人分(大人と幼児)
・牛あいびき肉 50g
・キャベツ 2枚
・にんじん 3センチ
・玉ねぎ 1/2
・トマト 小1/2
・水 50cc
・油 小さじ1
・子供用カレー粉 大さじ1
作り方
1.キャベツ、トマト、玉ねぎはみじん切り。にんじんはすりおろす。
2.フライパンに油をいれ、玉ねぎを炒める。
3.ひき肉を加えて炒める。
4.①の野菜を投入し、炒める。
5.水を入れ、炒め煮する。
6.火を止めて、カレー粉を入れる。
7.再度、火をつけて、好みのドライ具合にする。
8.完成です。
カレーは幼児でも人気のあるレシピです。また、作り方も非常にシンプルで難しくないため、日頃の料理が楽になります。
カレーと牛肉の相性もいいので非常におすすめです。ぜひ、試してみてくださいね。
その③:ローストビーフ
子供でも食べられるローストビーフです。
材料 1人分
牛もも肉(ブロック) 100g
塩 1g
砂糖 少々
作り方
1.牛もも肉に塩と砂糖をも見込み、ジップ付きの耐熱袋にいれて10分寝かす。
2.沸騰したたっぷりのお湯に①を加え、火を止めて10分待つ。
3.肉を取り出してアルミホイルに包み、常温で冷ます。食べやすいかたちに切る。
非常にシンプルですが、調理としては簡単なのでおすすめです。
ローストビーフ自体シンプルで食べやすいので、もう1品何かほしいときに追加できる料理です。
一見、幼児食には使用できない感じもありますが、しっかりと熱を通して、食べやすいサイズに切れば、問題なく食べることができます。
味付けも自分の好みに変えることができるので、汎用性の高い牛肉料理ですし、シンプルに1品追加したいときもおすすめです。
※「ナマモノ」を楽しめるのは、大体3歳くらいからとされています(もちろん免疫力など、個人差があります)
親御さんの判断で、そのくらいの歳からレア目の焼き加減のローストビーフを与えるご家庭もあるでしょう。そこは各人の判断によるといったところに尽きますが、なるべく配慮しておくべき点もあります。よろしければ、 関連記事⇒牛肉をレアで食べるには?温度や焼き方をご紹介! をぜひチェックしてみてくださいね。
その④:ペッパーランチ炒飯
出典:cookpad
材料 3人分
ご飯 2合
コーン(冷凍)
牛肉 250g
※醤油 大さじ3/4
※酒 大さじ1
※クレイジーソルト 6~7振り
※にんにくすりおろし 小1方
バター 大さじ1
作り方
1.子供が食べやすい大きさに切った牛肉※で下味をつけておく
2.フライパンを熱し油を薄く引いて、ご飯、牛肉、コーン。バターの順番に入れる
3.全体を混ぜ炒め、牛の色が変わってから蓋をして3分蒸し焼きにする
炒飯も子供が好きなメニューの1つかと思います。
炒飯自体も具材を用意するところまでは手間がかかりますが、それ以降はあとは炒めるだけなので、そこまで時間もかからずに、簡単に調理できます。
炒飯であれば、主食にもなりますし、他の1,2品追加すればその日の献立はできますので、時間がないときにも嬉しいレシピです。
具材にも牛肉を利用した、おすすめの牛肉幼児食です。
その⑤:ダシしみ肉じゃが
材料(1人分)
牛肉(モモ肉) 20g
じゃがいも 小1個
玉ねぎ 1/8
ニンジン(冷凍) 5g
グリーンピース(冷凍) 5粒くらい
削り筋だし 60cc
しょうゆ 小さじ1/4
砂糖 小さじ1/4
作り方
1.じゃがいも、玉ねぎを食べやすいサイズにカットする。電子レンジ600Wでじゃがいもは1分、玉ねぎは30秒加熱する。
2.牛肉は少し細かめに切っておく。
3.フライパンに少量の油を熱して牛肉を炒め色が変わったら、他の食材を加え炒め合わせる。(冷凍食材はそのまま加えてもOK)
4.食材が概ね炒まったらだしを加え煮込む。
沸騰し出したら砂糖、しょうゆを加え、ふたをして煮詰まる手前まで煮込み出来上がりです。
だしの味がいい感じにきいている、肉じゃがの幼児食です。牛肉だけではなく、色々な食材を集めているため、栄養価も高いレシピです。
肉じゃがも子供が好きな料理の1つなので、いつもの料理に1品追加するものよいでしょう。
まとめ
牛肉は鉄分も豊富で非常に栄養価の高い食材です。しかし、肉類なので幼児食に使用できるのか、与えてもいいものなのか迷う方も多いでしょう。
しっかりと火を通すなどして調理すれば、幼児食に問題なく取り入れることができます。
何となくのイメージで使わないのはもったいないほどに、牛肉には子供の成長にプラスとなる栄養が入っています。
特に鉄分などは意識して取らないと不足しがちですが、牛肉であれば、鉄分豊富で不足分を補ってくれますし、なにより牛肉はさまざまな料理に使用できるので、レパートリーに幅が出ます。
「牛肉を幼児食で使用できるのはわかったけど、どのように調理していいのか…」など、レシピに迷うことがあれば、ぜひこの記事を参考に調理してみて下さいね。