牛肉を食べて免疫力UP!理由とおすすめ商品ご紹介!

牛肉と免疫力の関係

牛肉には免疫力をUPする様々な成分があります。

今回は牛肉を食べることによってのメリットなどを紹介します。

体力の低下などを感じたら食事の中で良質な牛肉を摂取して免疫力UPしましょう。
 

Re:Fit(レフィット)
 

そもそも免疫力とは?

免疫力をUPしよう!

防御免疫

免疫力とは、体内で発生したガン細胞、外部から侵入してきた細菌、ウイルスなどを常時モニタリングしたり、撃退、抵抗したりする「生物的な防御力」のことです。

 

攻撃免疫

人の体内では、がん細胞やウイルスなどの異物が毎日できており、それらに対抗すべく様々な免疫細胞が連動して、ガン細胞を死滅させるために作用しています。免疫力が無くなると、人はすぐに何かしらの病気にかかってしまうのです。

人体がもつ免疫システムは、15歳までに完成し、20歳を超えると次第にその力が落ちていくと言われています。

 

 

免疫力が低下する理由は?

疲労感を感じる女性

年齢

免疫力は年齢とも関係しており、年齢が増す度に体力が低下していき、徐々に免疫力に関しても同様に低下します。

 

ストレス

人は大きなストレスを受けると自律神経のバランスが乱れ、免疫力が次第に弱まります。

精神的ストレスの原因になる仕事や勉強が、免疫力に大きに影響を与えるという報告もあるようです。

日頃ストレスを抱えている方は注意が必要です。

 

睡眠不足

睡眠は美容だけでなく、免疫にも悪い影響を与えます。

睡眠不足になると免疫力の低下によって、風邪など様々な病気にかかりやすくなるのです。さらに睡眠の質も大切で、眠りの質と免疫力の関係を見てみると、眠りの質が良ければ良い人ほど風邪の発症率が低下した研究結果もあります。

 

タバコ

タバコに含まれるニコチンは血管を収縮、血流を悪化させ、それにより免疫細胞が体内全体に行き渡りにくくなり、免疫力の低下を引き起こします。またリンパ球の減少や、免疫力を高めてくれる働きをもつビタミンCを消費させるなど、喫煙にはさまざまなデメリットがあります。もちろん自分自身でタバコをすんなり止めることができれば苦労しませんが、何度も挫折している方などは禁煙外来の受診なども検討してみましょう。

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牛肉を食べて免疫力UPでき、元気になる理由

牛ステーキ

動物性たんぱく質

ストレスの増加は体内のタンパク質を大量消耗に繋がりますで、質の高い動物性タンパク質を補うことが大切です。

体はストレスを抱えると心拍数が高まり、体温や血圧、血糖値などを上昇させて対抗することになります。

そのためには体内にあるタンパク質を、多く放出しなければなりません。例えば外傷といった急性ストレスを抱えてしまうと、体内から1日に15~25gほどのタンパク質が失われると言われています。

睡眠不足や過労、心労などが長期に渡って続くなどしてストレスが溜まってしまうと、風邪を引きやすくなったり、慢性の扁桃炎や歯周病になったりなどすることがあります。

これはストレスによる免疫力低下で、細菌やウイルスを攻撃する力が無くなるからです。

ストレスはタンパク質を消耗し、さらに免疫力を弱めますので、普段から豊富なタンパク質を摂取することが大切になってきます。

タンパク質をたくさん含む牛肉を、意識して食べていきましょう。

 

トリプトファン

トリプトファンは必須アミノ酸のひとつで、体内ではニコチン酸、脳内では鎮静作用などに関係した経伝達物質であるセロトニンの原料になります。

精神安定を維持してくれる役割を持つセロトニンを増やすことが、免疫力アップに繋がっていくのです。

トリプトファンが多い食材としては、豆腐や納豆、味噌やしょうゆといった大豆製品、チーズや牛乳、そして牛肉です。

 

脂肪酸

脂肪酸とは脂質の主要な構成要素であり、他の様々な物質と結合することで脂質を形成していきます。

脂肪や脂肪酸は体内で様々な働きをするひとから、人の健康は欠かせない大切な存在であると言えるでしょう。

その脂肪酸の一種であるアラキドン酸は、ボケ防止にも効果的です。

 

タウリン

牛肉に含まれているタウリンは、血圧を下げる役割を担っています。高血圧が続くと健康にも悪い影響を与え、次第に免疫力が低下していきます。それを予防するためにも牛肉を食べ、免疫力を向上させていきましょう。

 

ビタミン・ミネラル

牛肉に含まれているビタミンとミネラルは、皮膚や粘膜を強くてしてくれます。野菜などが一般的ですが、牛肉にも亜鉛などの様々なミネラルが入っています。免疫力が低下することはもちろん体は良くないので、ぜひ牛肉の力で対抗しましょう。

 

免疫力UPにおすすめの牛肉料理

焼肉(激うま焼き肉丼)

激うま焼き肉丼

最初は焼き肉丼で、お口いっぱいに美味しさが広がります。

材料(1人分)は、牛肉(牛バラ使用)180gくらい、砂糖小さじ1、酒大さじ1、醤油大さじ1、みりん大さじ1、オイスターソース大さじ1、蜂蜜大さじ1、にんにく(すりおろし)小さじ1、生姜(すりおろし)小さじ1で、下準備は特に必要がありません。

作り方は次の通りです。

①牛肉(牛バラ)に砂糖をまぶし、ザラザラ感がなくなるまで揉み込む(繊維などが気になる方は、砂糖をまぶす前にフォークなどでお肉に数か所穴を空けておくとよいです。)
②ビニール袋に牛肉を入れ、空気を抜いて密閉して10分以上置く(そのまま冷蔵庫に入れ、ひと晩置いておくとよいです。)
③フライパンに牛肉を並べ、焼き色がつくまで中火で焼く
④焼き色がついたら酒を回し入れする。
⑤調味料を入れ、煮詰めながら絡めて完成

 

すき焼き(牛肉のすき焼き風炒め煮)

牛肉のすき焼き風炒め煮

とにかく甘辛がたまらない、そんな一品です。

材料(2 人分)は、牛肉(薄切り)3~4枚、玉ネギ1/2個、青ネギ3本、エノキ小1袋、シイタケ1袋、焼き豆腐1/2丁、調味料は酒大さじ3、みりん大さじ1、砂糖大さじ3~4、しょうゆ大さじ3、七味唐辛子適量卵2個です。

作り方は次の通りです。

①牛肉は食べやすい大きさに切り、その他玉ネギは横薄切り、青ネギは斜め切り、エノキは石づきを切り落として食べやすい大きさに分け、焼き豆腐は食べやすい大きさに切っておく
②フライパンに調味料を入れて煮たて、牛肉を入れて色が変わったら一度取りだす。
③玉ネギを入れ、しんなりするまで煮る
④青ネギ、エノキ、シイタケ、焼き豆腐を加え、火が通ったら牛肉を戻して入れる
⑤牛肉が温まったのを確認したら、器に盛って七味唐辛子を振り、卵を割って完成

 

しゃぶしゃぶ(牛肉のしゃぶしゃぶ鍋)

牛肉のしゃぶしゃぶ鍋

こちらは昆布だしで作るしゃぶしゃぶです。

材料(2人分)は、牛肉(薄切り)300~400g、白菜3枚、青菜(水菜)2株、白ネギ1本、ニンジン1/6本、シイタケ(生)2個、エノキ1/2袋、葛きり(水煮)1袋です。

だし汁は、水1000~1500ml、昆布(10cm角)1枚、酒100ml、塩小さじ1/2、ネギ(刻み)適量
紅葉おろしは、大根3cm、赤唐辛子1~2本、ポン酢ダレ(市販品)適量、ゴマダレ(市販品)適量、ニンニク(すりおろし)1片分です。

作り方は次の通りです。

①鍋に入れただし汁を煮たて、牛肉を1枚ずつ入れて引き上げる。
軽く火を通す程度で大丈夫です。
②次に具を鍋に入れ、サッと火を通し、お好みでタレをつけて完成。

 

ステーキ(バター醤油を使った定番ステーキ)

バター醤油を使った定番ステーキ

最後はバター醤油でのステーキで、ミディアムにほんのり火が通ったジューシーな仕上がりになります。

材料(1人前)は、牛サーロイン肉 (ステーキ用)250g、下味として塩小さじ1/4・黒こしょうふたつまみ、料理酒大さじ2、醤油大さじ1、すりおろしニンニク小さじ1/2、有塩バター20g、牛脂5g、付け合わせクレソン10gです。

作り方は次の通りです。

①ステーキ肉に塩と黒こしょうで下味をつける。
両面にした味をつけるようにしましょう。
なじませるために下味後数分間おくのがポイントです。
②ステーキソースを作る
鍋でバターを溶かし料理酒、醤油、ニンニクを加えてソースを作ります。
好みに合わせて塩を少々加えましょう。
③ステーキ肉を焼く。
充分に熱したフライパンに牛脂を溶かし、ステーキを焼いていきます。
焼き加減は好みに合わせて調節するのがよいと思いますが、肉の側面の半分程度の色が変わったらひっくり返し、同様に側面の色の変化で焼き上がりを確認するのがオススメです。
④付け合わせにクレソンを添えステーキを盛りつける。
クレソンは生でも食べられますが、苦みが気になる場合にはボイルしておいてもOKです。
ステーキを盛りつけたら②で作ったソースをかけて完成です。

 

まとめ

牛肉と免疫力について見ていきました。免疫力が低下すると体が弱まり、様々な病気にかかりやすくなります。健康な体を維持するには免疫力を高めることが大切ですが、それに一役も二役も買ってくれるのが牛肉です。牛肉には免疫力アップに欠かせない栄養素が含まれていますので、免疫力低下が気になる方はお好みに合わせて摂取すると良いでしょう。