牛肉のカルビとは?部位のカロリー・食べ方・人気商品をご紹介!

牛肉の焼肉用カルビについて

焼肉店に行ったら、「カルビ」を注文するという方はかなり多いと思います。

子どもにも大人にも人気のカルビは、脂がのり、ごはんをかきこみたくなるお肉ですよね。

そんなカルビのことをもっと知りたいと思いませんか?

この記事では「カルビ」をより詳しく知っていただくために、部位やカロリー、そしておすすめの食べ方などをご紹介していきます。
 

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牛肉のカルビとは?

バラの位置

韓国語の「カルビッピョ(あばら骨)」という言葉が、「カルビ」という呼称の由来だと言われています。

赤身と脂身が重なり層となっているカルビは、三枚肉とも呼ばれることもあります。

部位

カルビは牛のあばら骨のまわりにある肉で、一般的にはバラ肉と言われています。簡単にいうと、牛のお腹のお肉ということですね。

特徴

肩バラ(前バラ)、トモバラ(中バラ・外バラ)の2つに分けられています。

 

・肩バラ(前バラ)

肩バラの位置

肩バラは適度にサシのある、少し硬めの部位です。肩バラの中に、”焼肉の王様”と呼び声高い「三角バラ」が存在します。

 

・トモバラ(中バラ・外バラ)

トモバラの位置

一般的に食べられているカルビは、トモバラになります。脂のうま味を味わえる部位です。

トモバラの中でもメジャーなものに、「中落カルビ」があります。

カロリー

牛カルビのカロリーは、100gあたり輸入牛で371キロカロリーで、国産牛となると426キロカロリー。和牛となると573キロカロリーにもなります。

他の部位に比べるとタンパク質が少なく、脂質が多いのが特徴です。ミネラル:鉄分、亜鉛とビタミンB12が多く含まれています。

 

カルビの味・食感は?

どのカルビにも共通している点は脂がのっていて、食べ応えもあり、うま味を十分に感じられるというところ。タレとの相性もバッチリです。

食感

食感はとにかく柔らかく、ジューシーです。部位によって少し固めの箇所もありますが、嚙めば噛むほどに肉汁があふれ出てきます。

 

上カルビ? 特上カルビ?

焼肉屋さんのメニュー表などでよく見かける「上カルビ」や「特上カルビ」といったキーワード。なんとなく通常のカルビよりも美味しそうな雰囲気が漂う字面ですよね。

しかし、何をもって「上カルビ」や「特上カルビ」にするのか の決まった定義はなく、提供するお店の判断となっているのが実情です。仕入れたカルビの中でおいしい部分、希少な部分をその時々で判断して提供するというわけですね。

「上カルビ」や「特上カルビ」を注文すると、先にお伝えした”焼肉の王様”の「三角バラ」が出されるパターンも多いようです。

気になった方は、注文時に、「カルビの中のどの部位が出されるのか」を店員さんに尋ねてみても楽しいかもしれませんね。

 

カルビのおすすめの食べ方

カルビの王道の食べ方といえば、やっぱり焼肉ですよね。

フライパンでサッと焼いてカルビ丼にしたり、焼肉を楽しんだのち少しだけカルビが余ってしまった場合なんかは、ユッケジャンスープにしても良いですね。

 

カルビのおすすめの焼き方

網で焼くカルビ

カルビには高温かつ短時間で、肉汁を閉じ込めるような焼き方をしましょう。これがより美味しくカルビを食べるためのコツとなります。

低温で焼いてしまうとカルビのうま味でもある肉汁が出過ぎてしまいます。そして、にじみ出たうま味=肉汁が炎に落ちると煙となってしまいます。その肉汁に含まれるタンパク質や脂肪が燃えると悪臭となり、肉に染みついてしまいます。これを避けるためにも、高温で短時間で焼き上げてしまいましょう。

 

カルビのおすすめレシピ

1.カルビ丼

カルビ丼

材料(2人分)

カルビ・・・200g
ごはん・・・どんぶり2杯分

[漬けダレ]
醤油・・・大さじ2
砂糖・・・大さじ2
酒・・・大さじ1
しょうがすりおろし・・・1かけ
(チューブだと2cmくらい)
にんにくすりおろし・・・1かけ
(チューブだと2cmくらい)
豆板醬・・・お好みで

(1)カルビを一口大にカットしておく。
(2)漬けダレの調味料を合わせ、一口大にカットした牛肉を揉みこんでおく。
(3)フライパンに少量の油をいれ、漬け込んでおいたカルビを焼いておく。
(4)どんぶりにご飯を盛り、焼きあがったカルビをのせて完成です。

お好みで、温泉卵やレタス、白髪ねぎを添えると彩りもアップします。

 

2.牛カルビビビンバ

牛カルビビビンバ

出典:cookpad

材料(2人分)

カルビ・・・150g
ごはん・・・どんぶり2杯分
キムチ・・・お好みで
温泉たまご・・・2個

[三色ナムル]
もやし・・・1/3袋
人参・・・1/4本
ニラ・・・1/3把
★醤油・・・大さじ½
★鶏ガラスープの素・・・小さじ⅓
★ごま油・・・大さじ1
★醤油・・・大さじ½
★白ごま・・・大さじ1
★にんにくすりおろし・・・少々

[カルビだれ]
醤油・・・大さじ1/2
みりん・・・大さじ1/2
砂糖・・・大さじ1
酒・・・大さじ1
コチュジャン・・・大さじ1/2
にんにくすりおろし・・・少々
しょうがすりおろし・・・少々

(1)ニラと人参は、もやしの長さに合わせるために、5㎝くらいにカットしておく。
(2)★の調味料を合わせておく。
(3)鍋にお湯を沸かし、硬いものから順に1分半くらい茹でて、水気を切っておく。
(4)水気を切った野菜を、(2)の調味料に入れて和えておく。
(5)カルビは一口大にカットしておく。
(6)フライパンに少量のごま油をひいて、カルビを焼き、ある程度火が入ったらカルビだれを加え、味をなじませる。
(7)どんぶりにご飯を盛り、三色ナムル、カルビ、キムチ、温泉たまごをのせて完成です。

コチュジャンやキムチを入れなければ、お子さんでも食べられるビビンバです。野菜も一緒に摂ることができますし、より一層満足できるどんぶりとなります。

まとめ

この記事のまとめになります。

・牛肉のカルビとは?
・カルビの味・食感は?
・カルビのおすすめの食べ方
・カルビのおすすめの焼き方
・カルビのおすすめレシピ
・まとめ

カルビは高カロリーではありますが、「ガッツリ食べたーい!」と思う方にピッタリの部位です。

カルビは、脂の甘みやうま味も感じられるお肉だということがお分かりいただけたと思います。

やはりカルビは、焼肉やどんぶりでガッツリ食べるというのが魅力!ぜひご自宅でも試してみてくださいね。