北海道で人気のブランド牛一覧と特徴・おすすめ商品ご紹介!

北海道のブランド牛について

北海道といえば「グルメ」の街として有名です。海の幸だけに限らず、多くの目玉グルメがありますよね。そして、魅力的なブランド牛もたくさん存在しています。ということでこの記事では、北海道のブランド牛に注目してみました。

自然に恵まれた北海道ならではのブランド牛、そんなブランド牛に舌鼓を打てるお店、ブランド牛を使ったレシピなど盛りだくさん。ぜひ、ご覧ください。
 

ツナガル行政書士
 

グルメ王国北海道が誇るブランド牛とは?

きめ細かい肉質の北海道ブランド牛

日本国内では約250万頭もの肉牛が飼養されていますが、そのうちの20%は北海道であるということをご存知でしょうか。

北海道は地図を見ても分かるように広大な土地を有し、酪農においては日本一です。実に30種類ほどのブランド牛が存在し、積極的にブランド牛の推進を図っています。また、北海道はオホーツク海や日本海、太平洋に囲まれているため、漁業の生産量も日本一。最近では温暖化の影響を受け、不漁となる事も多々ありますが、それを打破するようにホタテやサケ、昆布などの養殖も盛んに行われています。

 

北海道のブランド牛

北海道には30種近くのブランド牛が存在します。この記事ですべてを網羅するのは難しいため、いくつかピックアップしてかんたんにご紹介します。

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十勝和牛

北海道十勝で肥育された肉用牛の総称を「十勝牛」といいます。その十勝牛の中でも黒毛和種であり、さらに様々な条件をクリアした牛が「十勝和牛」として認められます。

十分な日照りにより育ったおいしい牧草、麦わらなどを組み合わせた良質な飼料をたくさん食べて肥育されています。優れた肥育技術と、厳重な管理により最高の肉質を持っています。

霜降り肉のわりにはさっぱり目で、しつこくない味わいが特徴のブランド牛です。

 

白老牛

「白老牛」は、北海道の白老町で肥育されているブランド牛です。品種は黒毛和種で、白老町もしくは白老牛銘柄推進協議会が認めた地域が出生地であること、肥育が白老町内の農家で行われていること、出産を経験したことがない雌牛もしくは去勢した雄牛であること などの基準をクリアした牛になります。飼料として小麦、おから、ビールの醸造時にでる食物繊維質などをブレンドしたものを食べて育ちます。

きめ細かい上質なサシが特徴で、口の中でとろけるような食感と濃厚な味わいを楽しむことができます。ミディアムレアのステーキでいただくと、肉本来の旨味などの魅力を存分に味わうことができるでしょう。

 

絶品!北海道のブランド牛が堪能できるお店

北海道和牛

北海道のブランド牛が堪能できるお店は一体どこなのか。北海道を訪れた際に立ち寄ってほしい、おすすめのお店をここでご紹介します。

アキヒサハンダ

「アキヒサハンダ」は、カジュアルなスタイルが特徴のフレンチのお店です。北海道産の野菜をはじめ、ふらの和牛や白老牛など地元愛のこもった料理の数々が用意され、個室でまったりした時間を過ごせます。また、お店がある場所もすすきの駅から徒歩3分のため、アクセスも抜群です。

ふらの和牛 よしうし

「ふらの和牛 よしうし」はその名の通り、ふらの和牛の専門店です。スタイリッシュで落ち着いた空間の中、美味しいふらの和牛を焼肉として味わうことができます。コース料理は会食やデートにもおすすめ。甘みたっぷりのふらの和牛を心ゆくまで堪能できます。こちらもすすきの駅から徒歩2分と、アクセスが良いです。

白老牛の店いわさき

「白老牛の店いわさき」は、いわさき白老牛の炭火焼肉、すき焼き、しゃぶしゃぶなど、様々な牛肉料理を堪能できるお店です。色々な部位の食べ比べコースや記念日に注文したいスペシャルコースなど、どのコースも牛肉満載。例えお店に出向くことができなくても、ネットショップで美味しい牛肉を購入することができ、自宅でも楽しめます。

牛の里

牛の里は精肉屋に併設されているレストランです。趣のある店内は心をホッと落ち着かせてくれます。レストランということでメニューの数も豊富。白老牛のハンバーグやカレーなど、子供も喜ぶメニューが揃っています。

北海道ミートマーケット

北12条駅から徒歩5分の場所にある北海道ミートマーケットは、旭川市のブランド牛であある「旭高砂牛」が堪能できる肉料理専門店です。数あるメニューの中でも一押しなのがハンバーグ。お肉の味はもちろんソースも美味しいと大好評で、リピーターも多くいます。

 

北海道産牛を使ったおすすめレシピ

北海道産牛は、他の牛肉同様、様々な料理に活用させることができます。おすすめのレシピをここで3つ紹介しますので、ぜひ作ってみてください。

北海道産牛汁

北海道産牛汁

出典:食べログ

まず一つ目は、北海道産牛汁です。北海道産牛汁は、山形県の郷土料理である「芋煮汁」をヒントに誕生したもの。材料は少し多めですが、具だくさんで手軽に作ることができます。

材料は、北海道産牛切り落とし肉240g、ジャガイモ4個、ゴボウ1本、長ネギ1/2本、こんにゃく(小)1丁、まいたけ1/2パック、水800ml。

調味料として、醤油大さじ4、みりん大さじ2、塩少々、砂糖大さじ1、和風だしの素大さじ1です。

手順は以下の通りです。

  • 下準備として、牛肉を2~3cm幅に、ジャガイモとこんにゃくは一口大に、長ネギは斜めにそれぞれ切ります。
  • ゴボウは、さきがきにして水にさらし、まいたけは小房に分けます。
  • 鍋に、水、ジャガイモ、ゴボウを入れて火にかけます。
  • ジャガイモに火が通ったら、全ての調味料とこんにゃく、まいたけを加え、最後に牛肉を入れます。
  • アクを掬い取ったら、器に盛り付け、最後に長ネギをのせれば完成です。

 

すね肉のビーフシチュー

すね肉のビーフシチュー

二つ目は、すね肉のビーフシチューです。ビーフシチューは本格的な料理の印象がありますが、初心者の方でもレシピ通りに進めれば失敗しないので、挑戦してみてください。

材料は、ハウス北海道シチュー(ビーフ)1/2箱、牛すね肉750g、黒こしょう少々、赤ワイン50ml、玉葱(中)1個、ジャガイモ(中)2個、にんじん(中)1本、セロリ1本、サラダ油大さじ1、水800ml、生クリーム50mlです。

手順は以下の通りです。

  • まずは、下準備として、ジャガイモは芽を取って皮を剥き、にんじんは皮を剥いておきます。セロリは筋を取って、牛すね肉は黒こしょうを振って保存袋に入れ、赤ワインを入れて揉み込み15分ほど置いておきます。
  • 玉葱をくし切りに、ジャガイモを2等分に、にんじんを2~3cmの輪切りに、セロリを3cmの長さにそれぞれ切ります。
  • フライパンに油を入れて熱し、牛すね肉を入れて全体を焼き上げます。焼き上げたら、フライパンから取り出します。
  • ③のフライパンに、玉葱、にんじん、セロリを入れて炒めます。
  • 鍋に③と④と水を入れて火にかけ、沸騰したらアクを取り除き、弱火にして40分ほど肉が柔らかくなるまで煮込みます。
  • ➄にジャガイモを加えて、柔らかくなるまでさらに10分ほど火にかけます。
  • 一旦火を止めて、ルーを加えて溶かし、とろみがつくまで10分ほど煮込みます。
  • 器に盛りつけて、生クリームをかけたら完成です。

 

牛しゃぶのにらナムルのせ

牛しゃぶのにらナムルのせ

出典:ダイドコログ

最後は、牛しゃぶのにらナムルのせです。

材料は、北海道産直牛小間切100g、にら50g、にんじん1/4本、もやし70g。調味料として、おろしにんにく1片分、すりごま大さじ1、醤油大さじ1、砂糖少々、ごま油大さじ1/2です。手順は以下の通りです。

  • にらを5cm、にんじんを細切りにします。
  • ボウルに全ての調味料入れて混ぜ合わせます。
  • 鍋に水を入れて沸騰させ、沸騰したら牛肉を入れて茹で、ざるに上げておきます。
  • 鍋の中のアクを掬い取って、にら、にんじん、もやしをサッと茹でます。
  • 茹でた野菜を➁のボウルに入れて和えます。
  • 器に牛肉を➄を盛りつければ完成です。

 

まとめ

北海道のブランド牛についてご紹介しました。北海道のブランド牛は種類も豊富ですし、肉質や旨みなどの特徴も千差万別。ぜひ色々なブランド牛を試して、北海道の素晴らしさをより身近に感じてみてはいかがでしょうか。