九州で人気のブランド牛一覧と特徴・おすすめ商品ご紹介!

九州のブランド牛について

美食の宝庫、九州が誇るブランド牛を味わおう!

九州といえば「グルメ」を真っ先に思い浮かべる方は多いのではないでしょうか?九州グルメの中でも、九州のブランド牛の美味しさはピカイチです!

あたたかな気候のもとのびのびと育った九州のブランド牛は全国的に有名なので、家族で特別な日に食べたり、プレゼントとして贈ったりするのにピッタリ!

「でも、たくさん種類があってどのような違いがあるのか分からない…」
「プレゼントする人に合ったお肉を選んで、喜んでもらいたい!」

こういった悩み、思いを抱えている方が多いのではないでしょうか?

そこで本記事では九州のブランド牛の種類とその特徴を紹介します。この記事を読み終えた後には、喜ばれる九州のブランド牛を選べますよ。
 

Re:Fit(レフィット)
 

九州ブランド牛の種類

1. 博多和牛(福岡県)

博多和牛

ジューシーで柔らかく、濃厚な甘みを感じられる博多牛は平成16年に福岡県で生まれたブランド牛です。博多牛は、福岡県産の質の良い稲わらや、とうもろこしや大豆などと専用飼料を配合した飼料を与えながら手塩にかけて育てられています。

都市化が進むイメージがある福岡県ですが、実は郊外には豊かな自然が広がっています。自然に囲まれながら大切に育てられた博多牛。比較的新しいブランド牛ですが、大会で賞を受賞したり、「博多和牛まつり」や「博多和牛見学ツアー」など「顔が見えるブランド推進活動」をおこなったりすることで徐々に知名度が上がっています。

博多牛のステーキは濃厚な旨味や柔らかさを感じられやすいのでオススメ。岩塩やわさび醤油で食べると素材の味を楽しめますよ。

 

2. 長崎和牛(長崎県)

長崎和牛

和牛発祥の地といわれる長崎県で育てられた長崎牛。長崎県は畜産がさかんであり、全国でも有数の肉用牛の生産地となっています。

長崎牛はジューシーさがありつつもソフトな口当たりで、脂もくどくないのでパクパク食べることができます。

長崎牛は1年を通して過ごしやすい気候の中で、海岸に近く潮風に吹かれたミネラルたっぷりの草を食べながら丁寧に育てられています。第10回「全国和牛能力共進会」では内閣総理大臣賞を受賞。長崎牛の美味しさが全国的に証明されました。

長崎県の名物グルメ「レモンステーキ」をご存知ですか?薄切り肉を鉄板の上に乗せ、レモン果汁が入ったしょうゆソースをかけて食べるレモンステーキ。長崎牛を使って作ると驚くほど美味しくなります。ご飯と合わせて食べると箸が止まらなくなりますよ!

 

3. おおいた豊後牛(大分県)

おおいた豊後牛

歴史が古いおおいた豊後牛。大正10年に開かれた全国畜産博覧会にて、種雄牛「千代山」号が最優秀賞に選出されたという素晴らしい功績があります。そこで「牛は豊後が日本一」というのぼりを掲げ、銀座を練り歩いたという記録、逸話も残っています。

全国でも有数の名水の産地であり、みどり深い山々がある大分県で育った豊後牛は豊かな風味と舌の上でとろけるような美味しさが特徴。一口噛めば口の中に一気に肉汁が広がります。
大分県の久住や朝地には豊後牛を食べられるお店がたくさんあり、自然を感じながら豊後牛のバーベキューを楽しむこともできますよ。

また、JA全農おおいたでは生産履歴を証明する「豊後牛肉通行手形」を発行する取り組みをおこなっているため、安心して豊後牛を食べられます。

おすすめの豊後牛の調理法はローストビーフ。豊後牛で作ったローストビーフは口の中でとろける美味しさですので、ぜひ作ってみてくださいね。

 

4. 鹿児島黒牛(鹿児島県)

鹿児島黒牛

きめが細かく、霜降りのバランスがすばらしい鹿児島黒牛。溶けるような柔らかい肉質なので、1度食べたらやみつきです。
鹿児島県は和牛生産が日本一。全国の黒毛和牛養頭数の約2割は鹿児島県が占めており、数々の賞を受賞している経歴があります。

南国のあたたかい気候や自然に囲まれながらストレスなく育った鹿児島黒牛は、肉骨粉を使わず、穀類とそうこう類を主にした特別配合のものを餌として与えられています。

鹿児島黒牛はアジアやアメリカ、EUなど世界各国に輸出されており、どの国でも大人気!
鹿児島黒牛を軽く炙ってほかほかの白ごはんに乗せるステーキ丼は絶品です。ご飯が止まらなくなること間違いなし!

 

5. 伊万里牛(佐賀県)

鮮やかな濃い色味と風味豊かな伊万里牛は、佐賀県内のJ A伊万里直轄内で生産し育てられた和牛を指します。

緑が溢れ、空気が澄んでいる土地で大切に育てられた伊万里牛は平均的な牛よりも少し大きめに育ちます。ストレスなくのびやかに育っているという証拠ですね。

伊万里牛は枝肉共励会で多くの賞に輝いた経歴もあり、上質な脂に定評があります。柔らかくねっとりした濃厚な味わいと、臭みが全くないことでも有名です。

ステーキや焼肉で素材の味を味わうのはもちろん、すき焼きで食べると野菜に伊万里牛の風味が移って味わい深くなるのでおすすめですよ。

また、伊万里牛を使った「伊万里牛ハンバーグ」は九州ご当地グランプリ「食べてみたいランキング」で3年連続1位を受賞し、殿堂入りしています。

 

6. くまもとあか牛(熊本県)

くまもとあか牛

くまもとあか牛とは、熊本県で誕生した褐毛和種のことをいいます。

くまもとあか牛は赤身が多く適度に脂が乗っています。和牛そのものの旨みを感じられるため、幅広い年齢層に人気のブランド牛です。赤身が多いと肉質が硬い印象を持たれがちですが、この牛にはとろけるような柔らかさがあります。

阿蘇のご当地グルメである「あか牛丼」は、日本各地にリピーターが続出する美味しさ。トッピングの半熟卵との相性は抜群です。一度食べると箸が止まらなくなりますよ!

また、くまもとあか牛にはタウリンが多く含まれているため、疲労回復や血圧のコントロール、肝臓機能や心臓機能の強化などの効果が期待できます。美味しくて健康にもなれるくまもとあか牛は、たたきにして大葉や生姜を添えると美味しさ倍増ですよ!

 

7.さつまビーフ(鹿児島県)

さつまビーフ

地場の黒麹を用いた発酵飼料を与えられ、健やかに育つよう細心の注意を払って育てられています。こだわりの飼料は一切薬品など使われていないもので、トレース可能な原材料のみを使用するという徹底ぶり。和牛ならではの霜降りをあえて入れすぎず、良質な赤身と脂の共存が実現されたおいしいお肉です。

きめ細かくしっとりとしている肉質と、芳醇な香り、甘い脂の絶妙なバランスを楽しめます。

 

8. 宮崎牛(宮崎県)

宮崎牛

国内有数の黒毛和牛の産地である宮崎県。宮崎牛は「全国和牛能力共進会」にて第9回、第10回、第11回と3大会連続で内閣総理大臣賞を受賞しました。

また、3年連続でアメリカ・アカデミー賞のアフターパーティー公式メニューに採用された実績もあり、国内はもちろん世界でもその美味しさが証明されています。

宮崎県は独自で和牛への改良を進め、全国初、「種雄牛の一元管理体制」を作り上げました。肉にまつわる関係者、行政が一体となり築き上げたオリジナルの肉用牛改良体制は、良質な肉質の牛肥育に大きく貢献しています。この体制は、「宮崎方式」と呼ばれています。

日本格付協会の定める肉質等級の5段階中4等級以上の最上級のものしか宮崎牛と認められない最高品質の宮崎牛は、身が締まっていながらも霜降りと赤身の素晴らしい調和が織りなす柔らかさがあります。宮崎牛を口にいれた瞬間に鼻から抜ける芳醇な香りは一度食べたら忘れられません。

宮崎牛の焼肉を一度食べてしまうと、他の牛肉には戻れません…!ぜひご賞味くださいね。

 

9. 佐賀牛(佐賀県)

佐賀牛

全国のブランド牛の中でもトップクラスの品質を誇る佐賀牛。日本格付協会の定める肉質等級の4等級または5等級以外、佐賀牛を名乗ることはできません。

それほどに高品質の佐賀牛は、「艶さし」と呼ばれる美しくキメの細かい霜降りが特徴。
赤身の柔らかさ、しつこくない脂肪の組み合わせが素晴らしく、口の中に入れると甘みを感じられます。

飼料には佐賀県産の稲わらを与えています。佐賀県は米どころでもあるので、良質な稲わらがたくさんあります。良質な飼料とおいしい水を摂り、ストレスをかけないように丹精を込めて育てられた佐賀牛。美味しくないはずがありませんね。

平成19年に香港に輸出して始まった海外輸出は現在も拡大しており、佐賀牛の知名度は国内外でうなぎのぼりです。

アンテナショップフェスティバルで1位を受賞した「牛そぼろ煮」も絶品ですのでチェックしてみてくださいね。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?九州のブランド牛は恵まれた自然環境と気候や良質な餌などによって育てられ、数々の賞を受賞するほどにレベルが高いことがわかりましたね。

それぞれの特徴を理解し、家族、またプレゼントする方にとって1番良い九州のブランド牛を選びましょう!