全国各地で名を馳せる黒毛和牛やブランド牛。その味わいと肉質、脂のノリは日本人だけでなく世界中の人の舌をうならせています。
ブランド牛はその地に行かないと食べられないイメージがありますが、実はお取り寄せして手軽に自宅でブランド牛の味わいを堪能することができます。
コロナ禍の今、おうち時間が増えて自宅でご飯を食べる人も多くなっていますが、焼き肉やすき焼き、ステーキなどブランド牛には人を幸せにする力があります。
そこでこの記事ではお取り寄せができる人気のブランド牛を、ランキング形式で5種類ご紹介していきます。
ブランド牛を使ったおすすめのレシピもご紹介していきますので、気になるものがあれば是非お取り寄せして自宅でブランド牛を味わいましょう!
お取り寄せ人気ブランド牛5選
お取り寄せができる人気の国産ブランド牛を5つご紹介していきます。
それぞれ生まれ育った地や生産者のこだわりによって味や見た目も異なりますので、特徴を深堀していきます。
松阪牛
ブランド牛といえば?と聞くとすぐに名前が出てくるほどの絶大な存在感を誇る「松阪牛」。
三重県松阪近郊で肥育される黒毛和種の霜降り肉で、日本だけでなく世界中で絶大なる支持を得ている国際的なブランド牛です。
肉の特徴としては、脂が多すぎないので老若男女問わず味わえる牛肉となっており、食感はとろけるような柔らかさとしっとりとした舌触り。
おすすめは松阪牛のモモのステーキ。タレにつけなくても肉自体の上品な味わいで十分ご飯が進みます。
米沢牛
日本3大和牛の一つとして知られている「米沢牛」。厳しい基準をクリアして認められたその肉質は、格別の味わいを与えてくれます。
特に米沢牛のステーキは、とろけるように柔らかな肉質、噛むほどに広がる脂が甘みをもたらしてくれ、最高級の風味が魅力の一つ。
古くから伝わる伝統的な味わいと美味しさを持つ類まれな牛肉となっていますので、是非その最高級の肉質を味わてみてはいかがでしょうか?
神戸ビーフ
日本だけでなく世界中で名が知れ渡っている「神戸ビーフ」。日本を代表する兵庫の高級ブランド牛で、日本3大和牛の1つとされています。
一般的にはステーキや焼肉で食べることが多い神戸ビーフですが、最近ではハンバーガーやラーメンにも使用されるなど、調理方法は多種多様。
どんな料理にも合う上質な脂が特徴的ですが、あっさりとしており、脂が苦手な方でも美味しく食べることができます。
生育環境、血統、肉質などにおいて厳しい基準を満たした牛のみに与えられる「神戸ビーフ」の称号。
牛肉特有の臭みもなく、芳醇な香りが口の中に広がり至福の時間を与えてくれることでしょう!
飛騨牛
岐阜県の豊かな自然の中で飼育される「飛騨牛」。美しい霜降りと独特の風味がブランド牛の称号を持ち続けています。
飛騨牛の最大の特徴といえば、きれいなピンク色をした美しい霜降り。脂身が多い印象を受けますが、思ったより脂っぽくなく、柔らかな筋線維からくる繊細な味わいが特徴的です。
飛騨牛の肉質を良い状態に保っている理由は、飛騨の地の変わりやすい気候や風土。適度に牛に影響を与えていて、絶品の肉質を作っています。
北アルプス山脈の清らかな水源とその水で育った稲で育った飛騨牛は、ステーキをはじめとしたどんな料理でも美味しく食べることができますので、是非味わってみてください!
伊賀牛
三重県の伊賀の国で育った赤身の旨みが抜群のブランド牛。赤身だけでなく、適度な脂肪も入ったA4・A5ランクの伊賀牛はお取り寄せで今人気のブランド牛の一つ。
また、品質を保つため、安全で美味しい急速冷凍での出荷が可能な伊賀牛もあるので、サーロインやカルビ・ロースなどは長期保存にも適しており特にギフトにもおすすめです。
ブランド牛のおすすめレシピ
ここまでご紹介してきたブランド牛をおいしく食べるために、自宅で是非試していただきたいブランド牛のおすすめレシピをご紹介していきます。
しゃぶしゃぶ
豚のしゃぶしゃぶもおいしいですが、ブランド牛のしゃぶしゃぶも至高の味わいです。あっさりしていて、ブランド牛の素材本来の味を楽しむことができます。
おいしく食べるために
おいしく食べるためには、火を通し過ぎないこと。さっと色が変わる程度にお湯をくぐらせます。
そうすることで肉のうまみを閉じ込めたまま柔らかさを楽しむことができます。
お湯やだしでしゃぶしゃぶして食べるのもおすすめですが、さっと焼いてゆずポン酢や塩で食べる「焼きしゃぶ」もおすすめ。
絶品アレンジ法
しゃぶしゃぶにしたブランド牛をそのまま食べるのはもちろん、それをサラダに入れたり、タレに漬けて手巻き寿司の具にすると贅沢にブランド牛の味を楽しめます。
ステーキ
美しい霜降り肉を美味しく食べるなら、やっぱりステーキですよね。しかし、お店で食べるようなステーキを再現するのはなかなか難しいです。
自宅でブランド牛のステーキを美味しく食べるために、少しの工夫で格別に美味しくなります。
おいしく食べるために
まずブランド牛を冷蔵庫から取り出す際、取り出してからすぐに焼き始めるのではなく、常温に戻してから焼き始めるようにしましょう。
しかし霜降りが多く、脂分が多いブランド牛の場合は常温に戻すことで脂が溶け出し、同時に旨味も逃げてしまいます。その場合は冷蔵庫から取り出してすぐに調理するようにしましょう。
焼き色が付くまで両面じっくり焼き、完成したらまずは何もつけずにブランド牛の味を楽しみましょう。
あとはタレや塩、コショウやわさびなど、お好みの味で堪能してください。
牛丼
牛肉のどんぶりといえば牛丼。旨味たっぷりのつゆとブランド牛の相性は抜群。牛肉はお好みの部位とお好みの大きさで使用してください。
甘辛味に仕上げればごはんも次々と進みます。ですがあまり味を濃く作ってしまうと、ブランド牛の素材のおいしさを楽しむことができなくなりますので、薄味で作るのがおすすめです。
色々なブランド牛をテイスティングしてみよう!
ブランド牛は現在全国で300種以上存在すると言われています。
銘柄ごとにその関連団体が設けたある一定の基準を満たした場合、その牛をブランド牛として扱え、販売ができるようになるという訳です。
「ある一定の基準」は、各団体がそれぞれ設けるものなので一概にいうことはできません。しかし大抵の場合の事項は、品種・性別・飼養地・肉質等級 などが挙げられます。
ブランド牛の中でも、ネームバリューのあるものばかりが取り沙汰されがちですが、あまり知名度が高くないブランド牛肉もおいしいものばかりです。
というのが、やはり産地ごとに気候、肥育方法・環境、餌なども異なり、それによる味わいも様々だからです。
肉質等級(ランク)も、あくまで「見た目の美しさ」を表すものであって、「おいしさ」を表しているものではないということもぜひ知っておいていただきたいポイントの一つです。
ブランド牛はご自宅用はもちろん贈り物としても最適です。
関連記事⇒牛肉ランクとは?購入前に格付ランクの基準と違いを知ろう!
まとめ
この記事では、お取り寄せができる人気のブランド牛を5種類ご紹介してきました。
それぞれ地方の気候や農作物、生産者のこだわりなどによって、牛肉それぞれの味わいも変わってきます。
ブランド牛ならではの色鮮やかな霜降り、とろけるような食感、噛むたびにあふれ出る肉のうまみ。最高級の肉質を是非お取り寄せで楽しんでみてくださいね。
ブランド牛を使った絶品料理も、少し工夫すれば格段に美味しくなります。
調理方法や味付けなど、今まで自分が挑戦してこなかった料理や方法を、是非この記事を参考にして試してください!