牛肉のゲタとは?部位のカロリー&おすすめの食べ方・焼き方・人気商品をご紹介!

牛肉のゲタについての説明

 
ツナガル行政書士
 

そもそも牛肉のゲタとは?

牛部位の配置図

部位

「ゲタ」とは、牛のと肋骨の周りについている赤身・脂身が層になっている”バラ肉”のことです。いわゆる「中落ちカルビ」のことで、こちらの呼称の方が聞きなじみがあるかもしれません。マグロの「中落ち」も同様の部位であることから、焼肉屋さんなどで「中落ちカルビ」というメニューで提供されることがしばしばあります。

あばらの間に位置するお肉を特に指して「ゲタ」と呼び、骨からお肉を切り出した際の跡が、下駄(ゲタ)の形状に似ていることがこの呼び名の所以です。あばらの間に位置するため、比較的希少な部位ですが、その割に値段がそこまで高くなく、カルビの柔らかさ・旨みが一層引き立つことから、 とても人気のある部位のひとつです。

お店によっては「中落ちカルビ」の他に、「ゲタカルビ」「ショートリブボレンス」といったメニュー名でも出されます。

 

特徴

ゲタは、カルビの中でも肋骨と肋骨の合間の周りにくっついた部位です。骨からでる旨味を含んでおり、通常のカルビよりも肉の味が濃いのが特徴です。常に呼吸をし、動いている肋骨の部分に当たるお肉なので若干かための食感で、脂身や筋もほかのカルビに比べると少し多くなります。

食べ応えがあり、調理する際には切り方を工夫するなど、丁寧な下処理が必要です。

 

カロリー

ゲタのカロリーは、100gあたり517kcalほど。この数値だけだとピンと来にくいですが、例えばロースだと100gあたり411kcalです。ゲタは高カロリーな部位。ダイエットをされている方は、少し注意が必要です。

 

栄養素

タンパク質・ビタミンB12・ナイアシン・鉄分・亜鉛などが豊富に含まれています。日本人に不足しがちな栄養素の亜鉛・鉄分を効率よく摂取できるため、健康効果や美容効果に期待できます。一方で脂質も多く含まれているため、食べ過ぎるともちろん摂取カロリーが高くなります。節度を持っていただくことをおすすめします。

 

ゲタの味・食感は?

濃厚なゲタ肉

骨から出る旨み(甘み)をたっぷり含んでおり、濃厚な味わいです。噛むほどにコクのある旨味がじゅわっと溢れてきます。お好みでサシ(脂)を落とすために少し長めにじっくりと焼き、お米と共にいただくのもおすすめです。口の中に脂が広がりこってりしているため、炭酸飲料や、ビールなどとの相性も抜群に良いです。

 

食感

繊維や筋があるため、切り込みの入れ方により食感が変化します。例えば格子状の切り込みを片面に入れて焼くと、とろっと溶けるような柔らかい食感になります。切り込みの数をほどほどにすると、ジューシーで肉肉しい食感を楽しむことができます。

 

 

ゲタのおすすめの食べ方

タレでいただくゲタ

味付けは、良質な脂が一緒になって美味しく食べることができる「タレ」でいただくのが定番です。自宅で食べる場合は、事前に市販の漬けダレに30分〜1時間ほど漬け込んでおきましょう。長く漬け込んでしまうと、味がかなり濃くなってしまいますのでご注意を。

また、お肉が厚めであれば切り込みを入れましょう。切り込みを入れることにより、加熱しても柔らかい食感を楽しめます。わりと脂身が乗っているので、さっぱりさせたい場合は塩コショウとレモンで。

 

ゲタのおすすめの焼き方

余分な脂を落とす網焼き

脂分が多く、網で焼くことにより余分な脂を落とすことができるので、焼肉屋さんのように網で焼くのがおすすめです。もしも網をご自宅で用意することが難しい場合は、ホットプレートやフライパンで焼きましょう。その際、凍った状態のお肉を焼かないように気をつけましょう。冷凍の水分を多く含んでいる状態だと美味しく焼くことができず、旨みや風味を損ねてしまいます。また、ホットプレートやフライパンがしっかり熱を持ち、高温になった状態で焼くと、火が通りやすくなります。

焼くときは水分を多く含んだ野菜と一緒にはせず、お肉のみを焼いた方が野菜の水分が混ざらず、おいしい仕上がりに焼きあげることができます。また、しっかりと火を通すことが余計な脂を落とすことにもつながります。

もちろん脂が好きな方、若い方は「焼き」を控えめにして脂を残してもよいでしょう。焼く際はまず片面を焼き、表面の周りがだんだんと白くなってきたのを確認して、裏返します。しっとり感を残すために、お肉をお箸やトングなどでやさしく引きずるようにして裏返すのがポイントです。裏面にも焼き目が付いたら、食べごろのサインです。

 

ゲタのおすすめ人気商品5選

ゲタは一般的にバラ肉(カルビ)として販売されています。そのため、ゲタのみで販売されていることは少ないです。今回はゲタ(カルビ)のおすすめ商品を5つご紹介!

 

【松阪牛】【すき焼き用】盛り合わせセット「ロース・モモ・バラ」(600g・800g)

松阪牛のすき焼き用盛り合わせセット

内容量 ロース・モモ・バラ(すき焼き用)計600g
価格 7,250円

ゲタ(バラ)だけでなく、松阪牛の様々な部位を食べられるすき焼きセット。霜降りロースと赤身の美味しいモモ、そして脂の甘みを感じられるゲタ(バラ)の3つの部位を楽しめます。

様々な部位を少しずつ楽しめるため、ギフトにもおすすめの人気商品です。

 

 

【伊賀牛】【焼肉・BBQ】牛肉だけのBBQ牛々セット 約1.4kg(骨付き肉付き)【お得盛り合わせセット】【オクダブランド】【送料無料】

伊賀牛の牛肉セット

内容量 上ロース(200g)、上カルビ(300g)、赤身サイコロ(200g)、上赤身&カルビ(500g)、骨付きカルビ(米国産)(200g)計1.4㎏
価格 13,150円

ゲタを始めとした、伊賀牛の様々な部位をBBQで楽しめる商品がこちら!上カルビ(ゲタ)、上ロース、サイコロステーキなど色々な部位を食べ比べできます。

総量1.4kgと量が多くお手頃なため、みんなBBQや焼肉パーティーなどにおすすめです。

 

 

【神戸ビーフ】【焼肉用】上カルビ焼き(霜降)400g(200g×2P)2~3人前【送料無料】【ギフト可】【冷凍便】

神戸肉の焼肉用霜降りゲタ

内容量 上カルビ 400g(200g×2P)
価格 12,900円

A5ランクの神戸ビーフの霜降りカルビ(ゲタ)を楽しめる人気の商品です。最高級の神戸牛はギフトにもおすすめの商品です。

 

 

【伊賀忍者ビーフ】【焼肉・BBQ】伊賀忍者焼肉 忍忍セット1㎏ 5人前(カルビ・モモ・豚カルビ・鶏モモ・ウインナー)【タレ一本付】【送料無料】

様々な肉を楽しめる伊賀忍者ビーフセット

内容量 伊賀牛カルビ200g・モモ200g・豚200g・鶏肉200g・ウインナー200g
価格 10,000円

伊賀牛のゲタ(カルビ)だけでなく、豚、鶏、そしてウィンナーと牛肉だけではなく、様々な肉質を楽しめるBBQ・焼肉セット。ボリュームも多く、みんなでお手頃に楽しめるので人気でセットです。

 

 

【伊賀牛】【しゃぶしゃぶ用】バラスライス 1kg

伊賀牛のしゃぶしゃぶ用ゲタスライス1㎏

内容量 バラスライス 1㎏
価格 8,000円

しゃぶしゃぶで松阪牛を楽しむならこちらのバラ(ゲタ)スライスがおすすめ。A3~A5ランクの肉質で1㎏と多いにも関わらず松阪牛としてはお手頃なので、ご自宅用はもちろんのこと、大人数のご家族への贈り物としてもおすすめです。

ぜひ、ギフトでしゃぶしゃぶ用のゲタ(バラ)スライスをプレゼントしてみてはいかが?

 

 

まとめ

「ゲタ」「ゲタカルビ」「中落ちカルビ」など、様々な名称ありますが、いずれも助骨の間のバラ肉を指しています。骨の間から肉を取り除くための処理に手間と時間がかかりますが、そのわりには手頃な価格で入手できる部位です。

焼肉店では定番人気メニューになっていることが多く、バラ肉に類するお肉というだけあって、濃厚な旨味が特徴。脂がたっぷりと含まれており、こってり感は他の部位の追随を許さない、最高レベルです。

実は「カルビ」というのは韓国語で「肋骨」という意味で、一般的にお店で提供されているカルビは肋骨周りの肉のことを指します。ですが、どの範囲までがカルビなのかは定義があいまいで、提供しているお店が、「この部位はカルビ」といえばカルビとなります。しかし、中落ちカルビ(ゲタ、ゲタカルビ)は、「肋骨と肋骨の間にある肉」のことを指しているのです。

和牛の中でも人気のゲタ(中落ちカルビ)をぜひ味わってみましょう。