ハンバーグってどんな料理?
子どもから大人までみんな大好きハンバーグ。ドイツ発祥の肉料理で、古い歴史を持ちます。
ハンバーグは普通の牛肉を使用したものでも十分美味しくいただけますが、どうせなら贅沢にブランド牛を使ってみるのもおすすめです。
作り方は、材料のひき肉、玉ねぎ、パン粉、卵、塩、コショウ、ナツメグを混ぜて、丸く形を整えて焼くだけで完成です。ソースはデミグラス、おろしどちらで食べても美味しいでしょう。実は時短に作れるレシピの一つでもあります。手軽に、毎日の献立のメインを考えられます。
身近なようで、実は詳しく知らないハンバーグ。今回は、ハンバーグに最適なブランド牛・部位をはじめ、美味しくレシピを作るコツについてご紹介します。
ハンバーグのルーツ
ハンバーグのルーツは13世紀、モンゴル民族のタタール人がヨーロッパへの侵略の際によく食べていた生肉料理にあるとされています。タタール人はこういった遠征に際して連れて行った馬をも食料にもしていましたが、馬肉はとても硬く、筋張っていたため、食べやすくするために肉を細かく切り、玉ねぎ、香辛料等で味付けをして食べていました。
その料理はドイツで「タルタルステーキ」として受け継がれ、多くの労働者から愛される料理へと姿を遂げました。
18~20世紀になると、ドイツからアメリカへ移り住み人が増えました。ドイツ人はアメリカでもその挽肉料理を作りよく食べていましたが、アメリカ人はそれを「ハンブルク風ステーキ」などと呼んでいました。
そこから若干呼称が変わり、現在の「ハンバーグ」になったと言われています。(※諸説あり)
ハンバーグ作りにはどんな部位が向いてる?
ハンバーグ作りには、牛肉の「肩」や「腰」の部位が向いています。よく動く部位とも言えるので、脂身がジューシーだったり、赤身とのバランスもちょうど良かったりします。スーパーに足を運んだとき、ハンバーグ用のお肉として陳列されていることが多いですね。
その一方で霜降り肉などの脂身の多い部位は、ハンバーグ作りには向いていません。じっくり加熱する料理であるほど、旨味成分の肉汁が外に出てしまいます。肉自体も縮みやすいので、フライパンを開けたとき想像と違い、驚くこともあるでしょう。味わいも満足のいく仕上がりとはほど遠い場合があります。脂身が多い肉は、焼肉などで食べるようにしましょう。
また、ハンバーグ調理に向いていない部位は赤身肉もあげられます。ヘルシーな印象がありますが、焼いたとき硬くなりやすいです。旨味を十分に感じ取ることができないため、特に子どもに振る舞うときは避けた方が無難です。
ハンバーグを作るとき、肉通の方は、お好みの部位ごとに試して、自分好みの部位を見つけるのも良いでしょう。向いていない部位も、自分的には合っている場合もあります。
初心者の方こそ、ハンバーグ作りをおこなう場合、牛肉の「肩」もしくは「腰」の部位をチョイスすると、コストも抑えられながら、美味しい料理に仕上がりやすいです。
ハンバーグを美味しく作るコツ
ハンバーグを美味しく作るコツは、料理工程において練りすぎないことです。初心者の方がおこないやすいので気をつけていきましょう。柔らかくなりすぎると、逆に風味が損なわれてしまいます。焼いている最中に、割れなどを防ぎますが、あまりおすすめはできません。ハンバーグを作るときは素早く形を整えるようにしましょう。
また「ツナギ」の有無でも味が変化しやすいです。ハンバーグのツナギとは、材料をまとまりやすくするためのもので「卵」「パン粉」などが挙げられます。ツナギ無しのハンバーグは、噛みごたえがあるのが特徴的ですが、人によっては硬い印象を持つことがあります。柔らかいハンバーグが好みの方こそ、料理工程においてツナギを使っていきましょう。卵をツナギに使うと、コクがある味わいが楽しめます。パン粉を使う場合は、柔らかくジューシーなものに仕上げることができます。豆腐・おからをツナギに使ってもOKですよ。
ヘルシーな料理に仕上がるので、ダイエット中の方にもぴったりです。ハンバーグを美味しく作りたい場合、料理工程において練りすぎず、お好みのツナギを使っていきましょう。
お肉の挽き方によってどんな変化がある?
細挽き
細挽きのお肉は、食感が柔らかいのが特徴です。口当たりもなめらかなので、ハンバーグに使うと食べやすい印象があります。子どもに料理を振る舞うとき、細挽きのお肉は大活躍することでしょう。細挽きは、名前の通り肉が細いため、ツナギともよく絡みやすい特徴があります。
粗挽き
細挽きのお肉は、噛みごたえがあるのが特徴的です。ハンバーグに使うと、肉の食感を味わいやすくなります。どちらかというと、大人にのみ料理を振る舞うときに選びたいお肉の挽き方です。スーパーで見る機会は少ないと言えるでしょう。また、お肉を柔らかくしたいときは、細挽きのものと混ぜて使うようにしましょう。
ブランド牛の人気ハンバーグ商品7選
今回は様々なブランド牛がある中でも、人気のハンバーグ商品をご紹介!
五穀和牛
内容量五穀和牛生ハンバーグ(6個入り)価格3,600円
今人気急上昇中の五穀和牛の生ハンバーグ。名前の通り五穀豊穣のような豊かな牛を育てたいということから育てられた五穀和牛は飼料にこだわって飼育されたブランド牛です。
五穀和牛の生ハンバーグは北海道産のブランド豚である「夢の大地」を少量混ぜ合わせて作った生ハンバーグです。保存料も使用していないので、お子様にもおすすめのブランド牛です。
松坂牛
内容量 | 松阪牛ローストビーフ400g・生ハンバーグ180g×3個 |
価格 | 12,000円(送料無料) |
日本三大和牛としても名高い「松坂牛」は、ハンバーグにしても絶品の美味しさが堪能できます。
霜降りの脂が入っているので、フライパンで焼くときも油は不要なほど。料理中は、松阪牛の上品な香りが部屋中に広がります。肉汁がたっぷり、食べ応えもあるので、満足度も高め。とろけるような口溶けの良い食感が特徴的です。
大人から子どもまで人気が高いので、どなたに振る舞っても喜ばれること間違い無し。松阪牛のハンバーグは贅沢な味わいが楽しめます。
こちらの商品はローストビーフとのセットなので、1度で2つの食べ方を楽しめる人気商品です。
千屋牛
内容量 | 千屋牛ハンバーグ6個 |
価格 | 3,900円 |
日本最古の黒毛和種といわれ、日本の黒毛和種の生み親してもしても知られているブランド牛が千屋牛(ちやぎゅう)。お肉本来の味をダイレクトに感じられます。ゆずのタレを付けて食べれば、あっさりといくらでも食べれちゃいます。ギフトとしてもおすすめです。
米沢牛
山形県米沢市がある置賜地方3市5町で生育されている「米沢牛」。ハンバーグにして食べても、口の中でとろける美味しさが堪能できます。脂も甘くて、子どもから大人まで食べやすい印象があります。ジューシーな味わいがあり、あふれる肉汁は食欲をそそることでしょう。
柔らかいハンバーグが好きな方は、この米沢牛で調理しても良いですね。贅沢な一品となります。
仙台牛
内容量 | 【仙台牛】ハンバーグステーキ 6個(1個:120g) |
価格 | 2,900円 |
日本で最も厳しいといわれる仙台牛。A・Bでかつ最高ランクの5ランクしか名乗ることのできないブランド牛です。そんな厳選された仙台牛で作ったハンバーグは絶品です。
神戸牛(神戸ビーフ)
内容量 | 神戸ビーフハンバーグ 5個(120g×5P) |
価格 | 5,000円 |
日本三大和牛としても名高い「神戸牛」。
ハンバーグとして食べるなら、噛みごたえがある一品になるでしょう。肉感と柔らかさの絶妙なバランスにより、舌鼓を打つ美味しさがあります。上品な甘みがあるので、ペロリと美味しく食べられます。料理中、キッチンに美味しい香りが広がることでしょう。ソースはお好みで選ぶのも良いですが、中でもデミグラスソースで食べるのがおすすめ。肉汁が溢れ出す美味しいハンバーグとなりそうです。
太田牛
内容量 | 太田牛手ごねハンバーグ10個 |
価格 | 3,080円 |
今人気急上昇中の但馬牛の系統を有するブランド牛で、お手頃にもかかわらず美味しさは神戸牛と変わらないといわれている太田牛。サシの甘さと肉質の良さはこの上ない味わいを楽しめます。
お肉本来の味わいと口一杯に広がるサシの甘みを楽しめます。
豚のハンバーグの食べ比べセットもおすすめ
牛のハンバーグはもちろんおいしいですが、せっかくなら人気のブランド豚との食べ比べセットもおすすめです。ここでは人気の食べ比べセットをご紹介。
高級ハンバーグ三種(仙台牛・幻の豚・荏胡麻(えごま)豚)6個(各2個)(1個:120g)
内容量 | 仙台牛・幻の豚・荏胡麻(えごま)豚 6個(各2個) |
価格 | 2,900円 |
仙台牛のハンバーグだけでなく、宮城県のブランド豚である幻の豚やえごま豚との食べ比べセット。ぜひ味の違いを感じてみてください。
比較的お手頃に高級なブランド牛・ブランド豚のハンバーグセットを楽しめるので、ギフトにもおすすめです。
まとめ
ハンバーグは普通のお肉で作っても美味しいですが、ブランド牛であればさらに絶品の味わいに仕上げられます。作り方も簡単で、材料を混ぜて、形を作り、焼くだけで完成します。献立がなかなか決まらない日にもぴったりな料理です。
ハンバーグにはお肉の「肩」「腰」の部位を使うのがおすすめです。ツナギを使うと、焼いたときも崩れにくく、食感が柔らかい仕上がりになります。お肉を細挽きにすると口溶けがよく、粗挽きにすると噛みごたえがあるのが特徴的。
ハンバーグは特別な日、祝い事に手作りするなら喜ばれること間違いありません。ぜひ、子どもから大人まで大人気なハンバーグを、ブランド牛を使ってみんなに振る舞ってみてくださいね。