牛肉のバラとは？部位のカロリー・食べ方・焼き方・人気通販商品をご紹介！

2021.05.31

牛肉のバラ肉というと、脂身がのっていて美味しい反面、カロリーが気になるところですよね。

バラ肉といっても、部位が細かく分かれています。どの部分のものなのか、いまいちわからないという方もいるかもしれません。そこでこの記事では、牛肉のバラについて、部位別の特徴やカロリー、おすすめの食べ方・人気バラ商品についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

牛肉のバラ肉とは？

バラ肉ってどこの部位？

牛肉のバラ肉とは、お腹まわりの部分の肉のことで「ともバラ」ともいいます。焼肉屋さんで注文するときによく目にするカルビはこの「ともバラ」や「肩バラ」です。牛肉の中で焼肉に最適な部位ではないでしょうか。

お腹まわりの肉の「ともバラ」と「肩バラ」は、一緒くたに「カルビ」としてメニューに載ることが多いですが、同じカルビの中でも部位によって、見た目や肉質が異なります。

ともバラの中でも希少部位である「カイノミ」や「ササニク」、肩バラの「ブリスケ」などは、上・特上カルビとして扱われます。特に上・並・特上の分け方に決まりはなく、サシの入り具合で分類されることが多いです。

部位

ではバラ肉の部位について詳しく見ていきましょう。「ともバラ」は部位が細分化されており、お腹の下側が「外バラ」、お腹の中心側は「中バラ」と呼ばれています。

さらに、外バラは「タテバラ」・「ササニク（ササミ）」・「インサイドスカート」に、中バラは、「カイノミ」・「中落ち」に分けられています。

バラ肉の中でも、肩バラに属しているのは「サンカクバラ」・「ブリスケ」です。

それぞれお腹周りの肉ではありますが、位置する場所が少しずつ異なります。

・タテバラ：前脚寄りに位置する。

・ササニク（ササミ）：モモに近い部分。希少価値が高い。

・インサイドスカート：あばらの内側を覆うように位置する。

・カイノミ：バラ肉の中でも後ろ脚よりに位置し、ヒレに近くにある。一頭の牛から左右一対のブロックしか取れない希少部位。

・中落ち（ゲタ）：あばら骨と骨の間の部位。

・サンカクバラ：切り出すと三角になる肩まわりの部位。一頭からわずかしか取れない。

・ブリスケ：前脚の付け根の辺りに位置。

特徴

次に部位ごとに異なる見た目の特徴についてです。サシの入り具合で部位を識別すると良いでしょう。

・タテバラ：全体的にサシが多め。脂がまとまり、一本の太い線のように入っている。

・ササニク（ササミ）：ざっくりとしたサシが全面に入り、赤身よりも脂身が目立つ。

・インサイドスカート：隣接して位置するホルモンの「ハラミ」とよく似たビジュアルをしています。

・カイノミ：サシが斜めに入っている。

・中落ち（ゲタ）：この中落ちで肉全体の質の良し悪しが分かる。

・サンカクバラ：網の目状のはっきりとしたサシが入っている。霜降りの美しさから上・特上カルビとして提供されることが多い。

・ブリスケ：サシがほとんどない凝縮された赤身。

それぞれの持つ特徴に合わせて、肉の味わいや良さを生かした調理をすると良いでしょう。

カロリー

バラ肉というと、脂身が多くて比較的高カロリーのイメージがありますよね。では、実際のカロリーはどの程度なのでしょうか。他の部位のカロリー見比べてみましょう。

部位	Kcal（100gあたり）
バラ（脂身つき）	472
かた（脂身つき）	258
ヒレ（赤肉）	207
そともも（脂身つき）	244
サーロイン	460

出典：【参考】食品成分データベース

バラ肉は脂身が多いため、やはり他の部位に比べてカロリーは高めです。肩肉やヒレ肉、そとももは、赤身が多く肉質は硬めですが、カロリーがやや低めだといえます。

>バラ（カルビ）の商品一覧はこちら

バラ肉の味・食感は？

バラ肉は肉の部位の中でも特に脂がのっていて、脂の味わいを楽しめる部位です。ここでは、バラ肉の味や食感などについて、部位ごとに詳しく見ていきましょう。

味

同じバラ肉でも部位によって、脂身の旨味や甘さ、こってり感や肉のジューシー感など、違った美味しさが楽しめます。

・タテバラ：多めの脂でこってりとした味わい。

・ササニク（ササミ）：脂身が目立つ見た目とは裏腹に、しつこすぎない旨味。

・インサイドスカート：しっかりとした脂身のジューシーさを味わえる。

・カイノミ：脂の甘みが濃厚ながら、くどくない上質な味わいがある。

・中落ち（ゲタ）：噛めば噛むほどコクが出てくる濃厚な風味。

・サンカクバラ：脂の甘い香りとジューシーな肉汁が堪能できる。

・ブリスケ：噛めば噛むほど旨味が染み出てくる美味しさ。

食感

味と同様に食感にも違いがあります。それぞれの良さを味わって食べてみるのも良いでしょう。

・タテバラ：牛の呼吸で使われている筋肉が含まれる部位で、筋力膜があるためしっかりした食感。

・ササニク（ササミ）：肉の繊維はやや粗目で、程よい歯ごたえを感じられる。

・インサイドスカート：ほどけた感じの肉繊維で、歯ごたえを楽しめる。

・カイノミ：バラ肉とヒレ肉の良いところを掛け合わせたような、やわらかい肉質の赤身。

・中落ち（ゲタ）：粗めでやや硬めだが、よく脂が入り込んだ肉質。

・サンカクバラ：とろけるような柔らかい肉質。

・ブリスケ：固めの肉質で、シチューなどに使われる。

>バラ（カルビ）の商品一覧はこちら

バラ肉のおすすめの食べ方

タレで食べるバラ

程よく脂がのった、旨味のあるバラ肉は、定番料理の焼肉、牛丼や肉じゃが、炒め物や煮物、シチューなど、幅広く活躍します。

定番料理なら失敗も少ないので、安心です。シチューや煮物なら、煮込んでほろっとした肉の食感を楽しめ、スープに溶け出た旨味も一緒に味わえるでしょう。

しかし肉の旨味をそのまま堪能するならば、焼肉もおすすめです。焼肉は、焼き方が美味しさを分けるポイントになります。焼き方のコツを掴めば、家庭でもフライパンやオーブントースターを使って、美味しい焼肉を堪能できるでしょう。

バラ肉のおすすめの焼き方

網で焼くバラ

バラ肉を美味しく食べるには、焼き方が重要です。

バラ肉を美味しく焼くポイントは、

・焦げ目をつけて、肉の旨味をしっかり閉じ込めること。
・肉は常温に戻しておくこと。
・焼き過ぎると硬くなる赤身の多い部位はパパっと短時間で仕上げること。
・脂身の多くて柔らかい部位は、しっかりじっくり焼き上げ、余計な脂を落とすこと。
・フライパンに残った脂は捨てること。（肉の臭みが残っている）

焦げ付きや余計な苦みの原因になるため、事前に塩コショウはしないのがおすすめです。

しっかり焼き目がつくまで、箸でかえしたり、フライパンを揺らしたりしないことも大切です。焦げ目がついたら、焦らず、迅速に裏返していきましょう。

赤い部分を火にあてていると、肉汁出てきます。ここが焼き上がりのサインです。肉に9割火が通っていれば、あとは余熱で火が通ります。肉の厚みや部屋の温度によっても、焼き加減は変わりますので、失敗しながら、コツを掴んでいきましょう。

肉を焼くときには、以下のことを意識すると良いです。

・肉汁が保たれている。
・香ばしい風味がある。
・内部まで火が通っている。

バラ肉のブランド牛人気商品7選

ここではバラ肉で人気のブランド牛商品を7つご紹介！

【松阪牛】【すき焼き用】盛り合わせセット「ロース・モモ・バラ」（600g・800g）

ブランド牛のバラ肉ランキング1位

内容量	ロース・モモ・バラ（すき焼き用）600g
価格	7,250円

松阪牛のバラだけでなく、ロース・モモの3種類をすき焼きで楽しめる松阪牛すき焼き3種セット。バラの脂の甘みをモモ（赤身）やロースと食べ比べることでより一層感じられるセット商品です。品質もA3～A5ランクの松阪牛を使用しているので味だけでなく、見た目にも美しい商品です。そのため、ギフトにもおすすめの一品です。

>商品の詳細はこちら

【伊賀牛】【焼肉・BBQ】牛肉だけのBBQ牛々セット約1.4kg（骨付き肉付き）【お得盛り合わせセット】【オクダブランド】【送料無料】

ブランド牛のバラ肉ランキング2位

内容量	上ロース（200g）、上カルビ（300g）、赤身サイコロ（200g）、上赤身＆カルビ（500g）、骨付きカルビ(米国産)（200g）
価格	11,000円

伊賀牛の様々な部位を焼肉・BBQで楽しめる焼肉セット。バラ肉（カルビ）は上カルビとカルビ、そして骨付きカルビの3つを楽しめ、他にも上赤身や赤身サイコロステーキと伊賀牛の魅力である赤身もたっぷり楽しめます。他にも霜降りが綺麗な上ロースとたっぷりと伊賀牛の焼肉を楽しめます。

>商品の詳細はこちら