牛肉は美容に最適!効果とおすすめ部位・ブランド牛をご紹介!

牛肉と美容の関係について

美容に良いとされている食材はたくさんありますが、中でも、牛肉は美容に効果抜群であるということを知っていますか?「そんな事実知らなかった」と思っている人のために、この記事では、美容に良い牛肉について紹介します。

美容に効果をもたらす牛肉の栄養や部位についてまとめていますので、興味のある人はぜひご覧ください。
 

ツナガル行政書士
 

牛肉を食べて綺麗になるって本当!?

女性のウエスト

牛肉を食べて綺麗になる。嘘のようで実は本当です。

綺麗になるためには、食事や運動は欠かせません。また、ダイエットして綺麗になろうと考えるのであれば、やはり食材選びは大切。バランスの取れた食事と運動によって綺麗になれるのであれば健康的とも言えます。

そんな両方を叶えつつ綺麗になれるのが、牛肉。牛肉は美容に効果的な栄養素がたっぷり含まれており、他のお肉と比べると「低カロリー」といえる部位が多いのです。知っている人だからこそすでに始めている、牛肉での美容方法。試してみる価値があります。

 

 

美容に効果的な牛肉の栄養

5大栄養素図表

では牛肉に含まれる栄養素にはどんなものがあり、美容にどんな効果をもたらしてくれるのでしょう。牛肉で綺麗になるためには知っておいてほしい情報です。ぜひ、覚えておいてください。

ビタミンB群

ビタミンB群は、体のエネルギーを作るために欠かすことができない栄養素です。種類的に見れば、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ナイアシン・パントテン酸・ビオチン・ビタミンB12・葉酸などがあります。

それぞれ美容にもたらす効果は異なりますが、例えば、ビタミンB2。ビタミンB2はビタミンB群の中でも美容効果が高い栄養素で、皮膚や粘膜の健康を維持するとともに、細胞の再生を助ける役割を担います。その働きにより老化の進行を抑えて肌トラブルを失くし、美しい肌へと導くというわけです。

ビタミンB群が不足すると、イライラしやすくなったり、疲れやすくなったり、口内炎ができたりと、体の中からも外からも影響を及ぼします。ストレスは美容にとって大敵。体のことを考え、綺麗になる事を望むのであれば、ビタミンB群の摂取は必要不可欠です。

 

タンパク質

私たちの体の15%はタンパク質で作られています。

骨や血液、筋肉、美容で言えば髪や爪、肌など全てにおいてタンパク質は必要な栄養素。特に、美肌作りに必要な三大栄養素の一つとして知られており、美容で気になることが多い、老化の抑制にも効果をもたらします。

もしもたんぱく質が不足してしまうと、肌や髪への栄養が足りず、肌荒れや髪が傷むといった原因に。健やかで綺麗な肌を目指すためにもタンパク質は重要です。

 

亜鉛

亜鉛は、たんぱく質の代謝を促してくれる栄養素。タンパク質やビタミンCと一緒に取ることで、吸収力が上がるという特徴があります。また亜鉛を積極的に取ることで、美肌のみならず、美髪への効果も期待できます。

他にも乾燥肌の方には代謝をキープしてもらえるので、肌にうるおいを保ってくれます。

 

L-システイン

L-システインはアミノ酸の一種とされており、シミの原因となるメラニンの生成を抑える働きがあります。また、コラーゲンの生成をサポートする働きもあるため、美容に最適な栄養素とも言われています。L-システインは、体の中で作られる栄養素ですが、量が少なく、不足してしまうとシミができやすくなったり、髪が抜けやすくなったりと、美容にとってはデメリットだらけです。

 

 

美容に良い牛肉の部位

美容に効果的な牛肉の”栄養素”についてご紹介したところで、ここからは美容効果のある牛肉の”部位”についてご紹介します。選び方のポイントとしては、脂肪分の少ない「赤身肉」を選ぶということです。

その理由は、赤身肉は脂肪分の多い部位に比べて、低カロリー、高タンパク、低脂質だからです。このポイントを基準におすすめ部位をまとめました。ぜひ美容のために役立ててみてください。

 

1.ヒレ

希少部位・上質なヒレ

ヒレは、脂肪分が少なくキメが細かいのが特徴です。肉質も柔らかく、まさに「上質」という言葉が合う部位。

体の大きな牛からでもほんのわずかな量しか取れない、大変希少な部位とも言われています。ヒレには、ビタミンとタンパク質もバランスよく含まれているため美容にはもってこい。

たんぱく質は筋肉が付きやすい栄養素としても知られているため、筋肉を付けたい人にもおすすめです。

また、ヒレは100g当たりのカロリーも牛肉の部位の中では一番低い133kcal。美容だけでなくダイエットにも向いているヘルシーな部位でもあります。調理法としては、ステーキやローストビーフ、カツレツなどに向いています。

 

2.もも

美容に効果的なもも

ももは、うちももとそとももがありますが、美容のことを考えて食べるのであれば、脂肪分が少ないうちももがベストです。

うちもものキメは多少粗いのですが、肉質が柔らかいのが特徴。亜鉛や鉄などのミネラルも豊富なため、体の機能も高めてくれます。また100g当たりのカロリーは、ヒレの次に低い165kcal。調理法としては、煮込み料理やステーキ、すき焼きやローストビーフなど多彩な料理に向いています。もし、そとももを調理するのであれば、薄切りや角切りにして、煮込み料理に利用するとよいでしょう。

 

3.肩

コラーゲン豊富な肩

肩も脂肪分が少ない部位ですが、肉質としては少し硬めであるということが特徴として挙げられます。味わいは非常に濃厚でうまみ成分もたっぷり。また、コラーゲンも豊富に含まれているため、美容にとっては最高の部位であるということは間違いありません。カロリーは100g当たり180kcalと低め。調理法としては、煮込み料理はもちろん、シチューやスープにもおすすめです。

 

美容におすすめのブランド牛

美容におすすめの部位は基本的に赤身肉がおすすめです。ここでは職人が選ぶ赤身肉が美味しいブランド牛をご紹介!

 

伊賀牛

赤身肉が美味しいブランド牛といえば「伊賀牛」。日本を代表する三重県の松阪牛に隠れがちですが、霜降りの松阪牛に比べて赤身肉が美味しい伊賀牛です。赤身肉の芳醇な香りを楽しみながらおいしく美容を保てます。

 

あか牛

近年の赤身肉ブームの火付け役といえば熊本の「あか牛」。赤身肉が美味しいブランド牛ですが、適度にサシが入っており、赤身と霜降りのバランスが抜群のブランド牛です。健康にも美容にもおすすめのブランド牛なので、ギフトにもおすすめです。

 

【番外編】疲労回復にも効く?

日常生活を送る上で、慢性的な疲れが取れない、ずっと疲労感が残っているという方も現代社会において多いのではないでしょうか。

疲労感は、顔や表情にも出がち。「疲れ顔」になっている自覚がある人こそ、睡眠の質はどうか、適度な運動はできているか振り返りましょう。

そして、ぜひ疲労回復効果のある牛肉を食事に取り入れてみましょう。

牛肉は「幸せホルモン」の元となるトリプトファンの含有量が多く、人の精神を安定させ、気分を明るくする効果をもたらしてくれます。

そして必須アミノ酸が多く含まれ、「アミノ酸指数」が高いのもポイント。アミノ酸指数とは、食べ物に含まれる タンパク質×アミノ酸量 のバランスのことです。

私たちの体は必須アミノ酸が欠乏していると、「栄養が足りない」と誤った認識を持ってしまい、それが過食へとつながってしまいます。そこで、アミノ酸指数が高い牛肉を食べることにより、食べ過ぎを防ぎ、ダイエット効果にもつなげることができます。

“食べすぎない”ということは、”胃腸への負担が減る”ということ。それは同時に疲労を軽減、回復してくれるということにも繋がるという訳です。

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まとめ

美容に良いとされる牛肉の効果やおすすめの部位についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

牛肉は美容だけでなく、ダイエットにも良いとされている食材です。美しい肌を手に入れながら、美しい体も一緒に手に入れることができる。これだけの理由を聞いただけでも取り入れないという選択肢はもったいないとしか言いようがありません。

部位によって様々な調理が可能ですし、購入しやすい価格で販売されている部位も多数あります。ぜひ、赤身部分の牛肉に注目しながら、美容のために美味しくいただきましょう。きっと、体も喜び、内側から綺麗になっていくはずです。