忍者の里で育まれたブランド和牛!肉の横綱「伊賀牛」をご紹介!

伊賀牛通販の紹介

”伊賀の国(三重県伊賀市・名張市)”で育てられた伊賀牛は、日本で最も歴史のある日本産の和牛のひとつで、その芳醇な味わいや生産農家が少ないためその希少性から「幻の肉」、「肉の横綱」ともいわれています。ぜひ一度「伊賀牛」を知って、「伊賀牛」の美味しさの秘訣はもちろん、長い歴史に培われた価値をお伝えいたします!
 
ツナガル行政書士
 

伊賀牛とは?

伊賀牛

まず、伊賀牛を定義・認定する際に下記3つが条件となります。

1.黒毛和種の雌の未経産牛
2.「伊賀産牛肉生産振興協議会」の会員が管理、飼育した個体
3.伊賀市・名張市を最終飼育地とし、最長かつ12ヶ月以上飼育した個体

「黒毛和種」は肉用牛として最上級といわれています。その中でも伊賀牛の雌はきめ細かい肉質、脂も低い融点で溶け出し、芳醇な甘味が特徴です。

伊賀地域は盆地であり、そんな地域ならではの気候と寒暖差は肉牛の肥育にうってつけ。伊賀の国の地域の特徴が詰まった芳醇で味わい深いお肉に育ちます。

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伊賀牛は日本最古のブランド和牛の一つ

伊賀牛肉のサシ

伊賀地域は、日本のほぼ中央、三重県北西部に位置し、京都、大阪に近く、「伊賀忍者」発祥の地としても有名です。700年前の古文書にも伊賀牛の記載があり、その戦時ではかつて伊賀忍者は干した伊賀肉を食べ体力を増強したといわれています。

また、伊賀は俳人として有名な松尾芭蕉の生誕地でもあります。また、伊賀牛のほとんどが地産地消のため、あまり県外に出荷されていないのも特徴なので、コアなファンの中で知る人ぞ知るブランド牛に育ちました。

 

伊賀牛はなんでおいしいの?

緑豊かな伊賀地域

年間平均気温が14℃と低い三重県・伊賀地域は、暑さに弱い牛の肥育に適しています。さらに盆地特有の気候で昼夜の寒暖差が大きく、清らかな水にも恵まれています。このような環境が、牛肉本来の芳醇な香りとコクを特長とする肉質の良い牛を育てるといわれています。

また、伊賀牛は地域の人々に愛され、そのほとんどが地元で消費されます。地元の肉屋が農家に出向き、生きた牛の状態で購入する流通スタイルが今も残り、地元の消費者の声がダイレクトに肉屋へ、さらに生産者へ伝わることで、伊賀肉がさらに鍛えられていくのです。そのため、高水準の肉質を保つことができています。

 

伊賀牛が希少な理由

幻の肉伊賀牛

伊賀牛農家は約30戸あり、農家の方は我が娘の様に一頭一頭に向き合い、愛情たっぷりに育てています。

また、伊賀牛はそのほとんどが販売業者自ら農家の庭先で牛を見て仕入れる生体での取引となっています。そのため、ほとんどが三重県内でほとんどが消費されてしまいます。そのため、幻の肉というような名称が付くようになりました。

 

伊賀牛と松坂牛は比較されがち!?

霜降り松阪牛

言わずと知れた高級ブランド牛、松坂牛。こちらも三重県を代表する有名な牛ですよね。伊賀牛と松阪牛、同じ三重県のブランド牛ということもあり、どんな違いがあるのか気になる方も多いようです。

松阪牛

日本各地から但馬牛をはじめとする黒毛和種の子牛を集め、三重県松阪市やその周辺地域で肥育した牛のことを指す。(雄・雌・処女等関係なし)

松阪牛の肉質はビジュアルでもインパクトのある霜降りが特徴的。コク深い脂の旨味に魅了される方が多いようです。

 

伊賀牛

三重県伊賀地方で肥育される。但馬牛の種雄を使って生まれた牝牛、もしくは宮崎県産の素牛(処女)が育てられて、伊賀牛となる。

伊賀牛は松阪牛に比べると赤身の旨さを感じられるさっぱり目の味わいの肉質。ほどよい脂の甘味と芳醇な香りも感じられます。

「どちらの方が優れている」などの話は野暮です。どちらの牛肉にも個性、特徴があり、丹精込めて育て上げられるブランド牛です。テイスティングしてどちらが自分好みのお肉かチェックしてみたいですね。

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伊賀牛のおすすめの食べ方

贈り物やギフトとしても、自宅用としても、どちらにも適しているのがブランド牛である伊賀牛。ネットでも購入できるので、お世話になっている方へ直接伊賀牛を贈るのもいいですね。

 

焼肉

赤身とサシのバランスが抜群の伊賀牛

伊賀牛で定番人気の食べ方といえば、やっぱり焼肉。自宅用にカルビやロースなど様々な部位の伊賀牛のセット商品もあるので、自分に合ったバラエティセットを選んで、家族みんなで楽しむのもいいですね。

 

ステーキ

伊賀牛ステーキ

ギフトやお祝いの日におすすめなのが伊賀牛ステーキ。ステーキには脂の美味しいサーロインやリブロース、ヒレなど様々な部位があります。上質な伊賀牛は分厚くきめの細かい霜降りはぜひ一度食べて頂きたいお肉です。

 

すき焼き

伊賀牛すき焼き

ギフトで最も人気の高い薄くスライス(約2㎜)したすき焼き肉。すき焼きは関東と関西では異なった焼き方をすることでも有名ですが、ここ伊賀エリアでは関西風の焼き方(先にすき焼き肉を焼いてから野菜等を入れる)が一般的なので、伊賀牛も関西風のすき焼きに適しています。ぜひ一度伊賀牛の霜降り肉をすき焼きで食べてみましょう。

 

しゃぶしゃぶ

伊賀牛しゃぶしゃぶ

すき焼きよりもさらに薄切り(約1.5㎜)のしゃぶしゃぶ。霜降りのきめが細かい上質な伊賀牛はさっと熱をくぐらせるだけで、上質な脂が溶けだし、口に含んだだけで溶けてしまうほどです。特別な日に自宅で楽しむことはもちろんのこと、お世話になっている方へのプレゼントにもおすすめです。

 

BBQ(バーベキュー)

伊賀牛BBQ盛り合わせ

近年人気なのが、BBQセット。伊賀には伊賀牛だけでなく、ブランド豚である伊賀豚などもあり、BBQに最適です。ソーセージやサイコロステーキなどバラエティに富んだ部位を野外でみんなで楽しむのもいいですね。

伊賀牛生ユッケ

伊賀牛ユッケ

伊賀牛のユッケは実は密かな人気です。他ではなかなかネットで購入することはできないですが、伊賀牛のユッケは生食用食肉取扱施設届出済の精肉店が調理しているためネットでも買えるんです。ぜひ、伊賀牛の生ユッケを自宅で食べてみましょう。

伊賀牛コロッケ

伊賀牛のコロッケ

伊賀牛を購入し、ミンチにして料理をするのは少し大変ですね。実は伊賀牛のコロッケもネット通販ではあるんです。伊賀牛を長年取り扱う店主が丁寧に作ったコロッケなので味も抜群です。ぜひ一度試してみてはいかか?

伊賀牛カレー

カレーに適した伊賀牛の切り落とし

美味しい伊賀牛をお手頃に買ってカレーを作るのもいいですね。切り落とし肉や牛すじを使ってカレーを作れば、いつもよりワンランク上のカレーを楽しめます。

 

伊賀忍者ビーフのレトルトカレー

また、伊賀牛のレトルトカレーもサクッと購入できて食べられます。値段は伊賀牛を使用しているので通常のレトルトカレーよりは少し高いですが、味は本格的でお肉もゴロゴロとしています。また味付けも大人用なので甘くなくピリ辛です。特に伊賀忍者カレーはお土産やギフトとしてもお進めです。

 

伊賀牛と松阪牛の食べ比べセットもおすすめ!

松阪牛&伊賀牛の食べ比べセット
実は三重県の人気ブランド牛である松阪牛と伊賀牛の食べ比べセットもあります。焼肉でサシたっぷりのバラ(カルビ)とモモの両方を松阪牛と伊賀牛で味の違いを楽しむのもいいですね。松阪牛のサシの甘さと伊賀牛の赤身の旨さを食べ比べで楽しんでみましょう!

 

伊賀忍者ビーフもある!?

伊賀牛の中にはA4.A5ランクに厳選した「伊賀忍者ビーフ」もあります。忍者の里と呼ばれる伊賀の国で肥育・生産された伊賀牛の中でさらに厳選されたブランド牛です。ぜひ一度食べてみましょう。

 

まとめ

今回は伊賀牛についてご紹介しました。現地の焼肉店で食べたりするのもいいですが、現地まで行くのはちょっと距離が遠いという方も多いはずです。ネット通販でも伊賀牛は注文できますので、ギフトや家庭用問わずぜひ一度試してみましょう。