伊賀牛のローストビーフを食べる!おすすめ商品ご紹介!

伊賀牛のローストビーフについて

松阪牛に匹敵する肉質の『伊賀牛』!

伊賀牛やわらかローストビーフ

日本には数々のブランド牛と呼ばれる品種の牛が存在していますが、そのひとつに挙げられるのが伊賀牛です。三重県の伊賀地方で育てられた黒毛和種で、近江牛の素牛とも呼ばれているのです。

伊賀牛は三重県伊賀地方の豊かな自然の中で、ストレスにさらされることなく、のびのびと育つ牛です。そんな環境で肥育されることにより、上質なお肉となります。霜降り牛のような意図的に飼育された牛とは、また一味違った芳醇な香りがあり、しっかりした赤身の旨味はもちろん、それだけでなくあっさりした脂身のバランスも最高です。お肉好きの人だけでなく、普段あまりお肉を食べない人たちをも魅了しています。

伊賀牛の生産地は三重県の伊賀市と名張市です。この地域は平均気温が低めという点が特徴で、そこに盆地と言う条件が組み合わさって、暑さに弱い種類の牛でも飼育しやすくなっています。

出荷頭数は1年間に約1300頭で、生肉はもちろんそれ以外にもハンバーグやカレー、ふりかけなど、様々な加工品も生産や販売されています。

芳醇な香りやコク、さらにとろけるような味わいに定評があり、ステーキやしゃぶしゃぶ、焼肉やすき焼きなどで楽しまれています。ヒレやモモが特におすすめで、肉汁タップリと旨味があることから、肉汁も無駄なく活用できます。
 

Re:Fit(レフィット)
 

柔らかジューシーなローストビーフ

伊賀牛ローストビーフ

ローストビーフってどんな料理?

ローストビーフは、オーブンなどを使用した牛肉の塊を蒸し焼きにしたもので、焼きあがり後に薄くスライスし、そこにグレイビーソースをかけて食べます。薬味にホースラディッシュやマスタード、クレソンを供することもあります。

そのほかサンドイッチの具として使用したり、ハッシュドビーフに用いられたりすることもあり、ほんのりと赤みが残る程に焼き上げるのがポイントです。イギリスでは、日曜日の午後に食べる昼食、サンデーローストのメインディッシュとして伝統的に食されていました。

さらに残り物の冷たいローストビーフも活用されており、翌日の月曜日に、フライドポテトとサラダと一緒に晩ご飯として供されています。

ローストビーフの安全性

クリスマスや誕生日などのお祝いごとの席でよく見かける、定番料理として人気なのがローストビーフです。それ以外にデパ地下やスーパーのお惣菜コーナーなどでも、よく目にすることがあると思います。

そんなローストビーフですが、断面の中心部分が赤色であることにより、食中毒の危険性がないか心配される方もいるでしょう。細菌や寄生虫、ウイルスなどに汚染された食品を食べることで、私たちの体に健康被害を与えるのが食中毒です。

ローストビーフでも食中毒を起こす可能性がありますが、誤解してはならない点があります。食中毒を引き起こす菌はあくまで牛肉の表面に付着しているため、表面をしっかり加熱すれば問題ありません。それら肉表面の菌は肉内部に浸透、侵入してくることはないのです。

肉の中心が赤い≠生焼け≠食中毒 ということになりますね。

あくまで原因となる菌は「O-157」と「黄色ブドウ球菌」の場合がほとんどと言われており、どちらの菌も、人の皮膚や手などにたくさんいる常在菌です。それらが料理工程で肉に付着し、食中毒が引き起こされるというのが一般的な経路となります。

そのため、食中毒を予防するために調理前の手洗いはもちろんのこと、調理器具をきれいに洗浄する、しっかり冷蔵保存することを心がけるなど、対策を徹底することが大切です。プラスアルファでローストビーフで食中毒を起こさないように、衛生的に処理された牛肉塊を用い、中心部を63℃で瞬時加熱殺菌することが推奨されています。

 

ローストビーフにおすすめな伊賀牛の部位

もも

伊賀牛もも

「ローストビーフといえばもも肉」という位、ローストビーフでは基本的な部位になっています。もも肉は数ある牛の部位の中でも、特に脂肪分が少ないことで知られており、そのためしっかりした食感やあっさりした味わいがあるのです。

牛肉もものカロリーは100g当たり182kcalで、エネルギーは182kcal、タンパク質は21.2g (84.8kcal)、脂質は9.6g (86.4kcal)、炭水化物は0.5g (2kcal)、そして100g当たりの参考価格は1,200円となっています。

 

ヒレ

伊賀牛ヒレ

ヒレはサーロインと両肩並べるほどの高級部位。脂肪分が控えめで厚みがあるにもかかわらず、部位の中ではあまり動かさない箇所であることから、とても柔らかく上品な味わいを堪能できるのです。

牛1頭からほんの少ししか取れないため値段は高くなりますが、ローストビーフを楽しむにはうってつけの部位です。

牛ヒレの100g当たりのカロリーは223kcalで、エネルギーは223kcal、タンパク質は19.1g (76.4kcal)、脂質は15g (135kcal)、炭水化物は0.3g (1.2kcal)、100g当たりの参考価格は2,500円となっています。

 

ロース

伊賀牛ロース

ロースは繊細な肉質。こちらもローストビーフを楽しむのにもってこいな部位のひとつです。和牛のロースにはキレイなサシが入っており、かつ食感が柔らかいことから、赤身とはまた異なった濃厚な味わいを楽しめます。

ロースにはリブロースとサーロインの2つがあり、それぞれサシの入り方や味わいが違うのが特徴と言えるでしょう。

ロースの100g当たりのカロリーは316kca、タンパク質は16.5g、資質は26.1g、炭水化物は0.2g、そして100g当たりの参考価格は1,300円となっています。

 

伊賀牛で作るローストビーフのレシピ

コツやポイントが分かれば誰でもプロ級の味を楽しめる、そんなしっとりとした食感のローストビーフを作りましょう。

材料(4人分)は、牛もも塊肉500~600g、下味としてにんにくの薄切り1片分、塩小さじ1(1/4)、粗びき黒こしょう少々、赤ワイン3/4カップ、オリーブ油、しょうゆです。

作り方は次の通りです。

①牛肉は塩を全体によくすり込み、にんにくとこしょうを全体にまぶす
②フライパンにオリーブ油小さじ1を入れ、弱め中火で熱す
③火を止めて、熱いうちにアルミホイルで包む
④アルミホイルに溜まった肉汁を③のフライパンに入れて、ワインやしょうゆ大さじ2を加える
⑤中火にかけて、ひと煮立ちした頃に弱火で約2分煮詰める
⑥ローストビーフは薄切りにして、ソースを添えて完成

まとめ

松阪牛に匹敵するといわれるほどの肉質を誇る伊賀牛、そしてローストビーフにピッタリの伊賀牛の部位についてご紹介しました。美味しいローストビーフは家庭で簡単に作れますので、時間があればぜひ試してみてくださいね。どこにもない、自分だけの美味しいローストビーフを堪能できますよ。