ステーキにおすすめの部位・ブランド牛・人気商品をご紹介!

ブランド牛のステーキについて

 

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美味しいブランド牛はやっぱりステーキで・・・!

厚切りステーキ

牛肉を使った料理は、数多く存在します。皆さんはどのような牛肉料理がお好きでしょうか?部位ごとに応じて料理を作ることが大切です。ステーキも美味しい牛肉の味を思い切り楽しむ方法のひとつ。

ステーキは、牛肉が持つ本来の味により美味しさが左右されるため、どんな牛肉を用いるかがとても重要です。

牛肉を少しでも美味しく食べたいと思っている方のために、ステーキにおすすめの部位とブランド牛について解説します。

 

ステーキにおすすめの部位

ステーキを作る際、お肉のどの部位でも良いわけではありません。美味しいステーキを食べるためには、部位にこだわる必要があります。選択する部位によって赤みと脂肪の量が変わってきます。それにより味が大きく左右されるので、注意が必要です。

ステーキ対応の部位として定番のサーロインとヒレの特徴について解説します。美味しいステーキを食べたい方は一度参考にして頂きたいです。

 

サーロイン

英国王も感動したサーロイン

サーロインは、腰の上部にある胸椎の後方部分を指します。ステーキと聞いて、サーロインを頭に浮かべる方も多いのではないでしょうか?サーロインは、ロースの一種です。肩ロースとリブロースも、ロースの仲間として知られています。

昔、サーロインを使った牛肉料理を食べた英国王がその美味しさに感動し、サーと呼ばれるナイト爵の称号を与えたという逸話も存在します。ちなみに、ロインの意味は肋骨と骨盤の間にある背中の両側の肉です。サーロインと呼ばれる部位は、牛肉のみで豚肉などには存在しません。

赤みの間にきめ細やかなサシが入っているのが特徴に挙げられます。ジューシーな肉質と脂の甘味を一緒に楽しめます。牛肉によっては口の中でとろけるような食感が味わえるのもポイントです。

厚く切ってステーキにするだけでなく、すき焼きや焼肉、ローストビーフにタタキなど、さまざまな料理で用いられています。

ヒレ

非常にやわらかいヒレ

ヒレは、サーロインの内側にある腰椎の沿った細長い部位です。フィレやヘレと呼ばれる場合もあります。

脂肪が少なく、柔らかな赤みが特徴に挙げられます。その柔らかさから、肉の女王とも呼ばれています。きめ細やかな肉質で非常に柔らかいです。また、クセが無い甘味を楽しめます。肉本来の味を思い切り堪能したい方にうってつけ。ちなみに、質の良いヒレは、落ち着いたあずき色をしているのに加え、舌触りが良いです。

ヒレの一番太い部分であるシャトーブリアンは、フランスの政治家からその名が付けられています。脂身が少なく、ステーキにするのにうってつけです。TVなどでシャトーブリアンを目にする方も多いのではないでしょうか?牛一頭から取れる量も少なく、高値で売買されています。肉料理好きの方なら、一度は味わうべき部位と言えるでしょう。

ステーキにおすすめのブランド牛5選!

レアステーキ

日本各地でたくさんの種類のブランド牛が肥育されています。皆さんはどのブランド牛が好きでしょうか?

ステーキにおすすめなブランド牛として、以下のものが挙げられます。どれもA5ランクを備えた国内最高品質のブランド牛ばかりです。

・但馬牛
・松坂牛
・飛騨牛
・米沢牛
・仙台牛

いずれもTVなどで紹介されているブランド牛です。人によっては、どれか1つでも食べたことのあるブランド牛があるかもしれません。

美味しいステーキを食べたいという方のためにも、各ブランド牛の特徴について紹介します。

紹介したブランド牛の中で、お気に入りのものが見つかれば幸いです。

 

但馬牛

但馬牛は兵庫県のブランド牛。さまざまな有名ブランド牛のルーツはこの牛にあるといわれています。TVなどでもそのことについて紹介されることがあるため、知っている方もいるのではないでしょうか?神戸牛や松坂牛、近江牛などは、但馬牛の血を引いていると言われています。

但馬牛の条件は

・出生地が兵庫県内
・兵庫県の県有種雄牛の精子を用いて歴代に亘り交配した牛であること
・神戸肉流通推進協議会の登録会員が繁殖から出荷まで肥育していること
・生後28ヵ月~60ヵ月までの牛であること
・兵庫県内の食肉センターに出荷していること

の5つです。但馬牛と称するには、5つの条件を満たさないといけません。なかなか厳正なシステムですよね。

但馬牛は、細かなサシが入りやすい牛と言われています。脂身の融点が低く、舌触りがまろやかなのが特徴的。山間の厳しい土地で青草を食べているため、上質で濃厚な味わいになりやすいです。多くの畜産農家では、筋肉を発達させるために放牧して適度な運動をさせているとのこと。また、赤みの旨味と脂身の甘みのバランスが良いこともポイントに挙げられます。

松阪牛

松坂牛は、三重県松坂市およびその近郊で肥育されたブランド牛。日本のブランド牛と聞いて、多くの方が松坂牛を思い浮かべるのではないでしょうか?日本三大和牛のひとつとされ、肉の芸術品とも呼ばれています。また、ギフトとしても大変喜ばれるため、最も人気の高いブランド牛です。

松坂牛と称するには、

・松坂牛生産区域での肥育期間が最長・最終であること
・生後12ヵ月までに松坂牛生産区域に導入され尚且つ導入後の移動は生産区域内のみ
・未経産の黒毛和牛の雌牛であること
・松阪牛個体識別管理システムに登録された牛であること

以上の4つを満たさないといけません。選りすぐりの和牛が松坂牛として、多くの飲食店やデパートなどで販売されることになります。

櫛田川や宮川の綺麗な水と伊勢平野の温暖な気候の下、松坂牛は育てられています。熟練の畜産農家が一頭一頭手塩にかけて育てており、その分リスクやコストが高いのが特徴的。良質な肉脂をもつ松坂牛を肥育するためには、高度な技術とノウハウが求められます。また、肉質をさらに向上させるためにビールを与え、食欲をかきたてるなどの工夫が行われています。

また、松坂牛のストレスを軽減させるため、ブラッシングや洗体、散歩、牛舎の掃除など、さまざまな工夫が行われているのもポイントです。餌も各畜産農家によって異なります。一頭一頭に合った量や餌を与えることも美味しさの秘訣。

松坂牛はコクがあるのに加え、甘味があるのがポイントです。上品な香りが広がり、食欲をそそらせます。脂身の融点が低く、まろやかな食感を楽しむことができます。ステーキをはじめ、すき焼き、しゃぶしゃぶなど、いろいろな料理に適した魅力的なブランド牛といえるでしょう。

飛騨牛

飛騨牛は、岐阜県の飛騨地方で肥育されているブランド牛。きめ細やかで柔らかい肉質と美しい霜降りが特徴に挙げられます。口に入れると、とろけるような味わいと芳醇な香りが楽しめるのも魅力的です。

広大な大地と清らかな水、澄み切った空気と恵まれた環境の中で飛騨牛が肥育されています。

飛騨牛と称するためには、いくつかの条件を満たさないといけません。その条件として、以下のものが挙げられます。

・飼養期間が最も長い場所が岐阜県
・飛騨牛銘柄推進協議会登録農家制度に認定・登録された生産者に肥育されていること
・14ヵ月以上に亘って肥育された黒毛和牛の肉牛
・公益社団法人日本食肉格付協会が実施する牛枝肉格付で3等級以上に格付けされた肉牛

飛騨牛として認められた場合、飛騨牛表示ラベルが交付されます。いずれかひとつでも満たされなかった場合、飛騨牛として認められません。

ミシュランガイドでも飛騨牛を扱っている飲食店が掲載されているので、飛騨牛のステーキなどを食べたい方は一度チェックすることをおすすめします。

 

米沢牛

米沢牛は、山形県米沢市がある置賜地方3市5町で肥育されたブランド牛。日本三大和牛のひとつとされています。米沢のABCのひとつでもあり、米沢市がアピールしている特産品としても有名です。

米沢盆地の豊かな自然の下で育てられています。米沢牛が成長するまでには、約4年以上の歳月を要します。年間2,000頭程度と出荷数が少ないのも特徴的。餌は麦をはじめ、大豆粕、トウモロコシなどです。肥育の時期や牛の成長具合、体調に応じて餌の量や割合を変えています。美味しい米沢牛を育てるためには、長年のノウハウが求められます。

肉質はきめ細やかなのに加え、脂身の質が高いことが特徴です。とろけるような食感と程よいコクが楽しめるのもポイント。ギトギト感が無く、くどい脂が苦手な方でもおすすめできるブランド牛です。ステーキはもちろん、焼肉やすき焼きなどにも適しています。

 

仙台牛

仙台牛は宮城県内で肥育されているブランド牛。肉質等級で5に格付けされないと仙台牛と称することができません。赤身と脂身のバランスはもちろん、肉質のきめ細やかさなど、厳しい基準をクリアする必要があります。まろやかな赤身の旨みと豊かな肉汁を楽しめるのが特徴的。柔らかく、口当たりが良いのもポイントです。

サーロインやヒレの脂の乗り具合は申し分なしなので、ステーキでいただくのにうってつけ。モモは歯ごたえが程よくあるので、すき焼きで頂くことをおすすめします。

豊かな自然の下、仙台牛は3年かけて丁寧に育てられます。餌は、ササニシキやひとめぼれなどの良質な稲藁です。また、綺麗な水を飲んで育っています。

 

ステーキの焼き加減

一般的なステーキの焼き方ですが、「レア」「ミディアム」「ミディアムレア」「ウェルダン」が有名ですよね。

「レア」はお肉の表面部分のみ強火でさっと焼いたもので、肉内部はほぼ生の状態のことを指します。

「ミディアムレア」は文字通りレアとミディアムの中間の焼き加減。肉の中はやや温かくなっていますが、全体の半分は生の状態、赤色です。

「ミディアム」は肉中心部に赤身が残り、カットした際の断面はうっすらピンク色をしています。

「ウェルダン」は火がしっかり全体に通り、ほとんどピンク色はなく、茶色になっている状態。肉汁もほぼ出ません。

これ以外にも焼き加減を表すワードは複数あり、例えば全く焼いていない生肉状態を「ロー」。表面のみをサッと数秒程度加熱した状態の焼き加減を「ブルー」。他にも「ミディアム」よりさらにやや火を通した「ミディアムウェル」。肉全体に完全に火を通した状態を「ベリーウェルダン」といいます。

 

ブランド牛ステーキを食べるなら通販&お取り寄せが一番!

ブランド牛のステーキは基本地産地消です。そのため、様々なブランド牛を食べ比べたりするなら、通販やお取り寄せで購入して自宅で食べるのがおすすめです。特にネット通販なら日本のブランド牛は注文して数日で届きますし、そこまで配送に時間もお金もかからないのも魅力です。

また、近年では冷凍配送の質も向上しており、冷蔵(チルド)、冷凍でもきちんと解凍をすればお店と変わらない味を楽しめます。食べ比べセットなどもあるのでぜひ、人気のブランド牛を通販で購入して食べてみましょう♪

 

まとめ

日本には、魅力的なブランド牛が数多く存在します。各ブランド牛によって個性、肉質はさまざまです。機会があれば、但馬牛などのブランド牛を食べてみてはいかがでしょうか?また、家庭でステーキを楽しむなら、サーロインやヒレをチェックすることをおすすめします。