牛肉をローストビーフにする際のおすすめ部位・作り方・人気通販商品をご紹介!

ローストビーフの部位・作り方・人気商品について

 
ツナガル行政書士
 

ローストビーフとは?

カットされるローストビーフ

ローストビーフは、イギリスの伝統的な料理のひとつ。

牛肉の塊をオーブンなどでロースト(蒸し焼き)し、焼き上がったあと、食べる直前に薄くスライスし、グレイビーソースなどをかけていただきます。肉の断面が美しいロゼ色(フランス語で「バラ色」の意味で、少しオレンジ味がかった濃いピンク)であることが、おいしいローストビーフであることのサインです。サンドイッチの具やハッシュドビーフに用いられることもありますね。

ローストビーフの起源はかなり以前まで遡り、古代ローマ軍がイギリスに駐留している間、牛肉の塊を焚き火で調理して食べていたことにルーツがあるという説もあるそうです。

また、ローストビーフを取り巻く逸話には興味深いものがあります。それは、イギリス料理の代名詞がローストビーフとなり、その他の料理が発展しなかったのは、かつてイギリス貴族の間で存在した牛1頭を丸ごと使用し、日曜日にローストビーフを作りを行う「サンデーロースト」という習慣が要因ではないか?という説です。ここでの詳しい説明は割愛しますが、気になる方はぜひ調べてみてくださいね。

 

ローストビーフの部位ごとの味・食感

アルミに包まれるローストビーフ

牛もも肉(うちもも・ランプ・マルシン)

うちももの味・食感

うちももは、ローストビーフを作るうえで、最もポピュラーな部位といえます。ももの部位のなかで特に赤身が強く、みずみずしく水分量の多い肉です。ただ、赤身の中にも適度な量の脂が含まれており、柔らかい食感を感じることもできます。コスパもよく、初めてローストビーフを作るのに適した部位ともいえます。

ランプの味・食感

赤身の部分に程よい脂が含まれており、ちょうどいい柔らかさの食感が特徴です。 肉は引き締まっておりクセがなく、豊かな風味であっさりとした味わいです。

マルシンの味・食感

ももの中でも最も柔らかい部位の一つです。地域によって呼称が異なり、関東地方では「シンシン」、関西地方では「マルシン」という名で親しまれています。味は適度な脂が口当たりよく、比較的さっぱりしています。食感はほどよい弾力がありながらキメ細かく、とても柔らかい希少部位です。焼肉などでいただいても美味しいですが、レアで食べることができ、ローストビーフなどブロックで焼くのに適しています。

 

牛ロース(サーロイン・リブロース)

サーロインの味・食感

周知の通り、牛肉のなかでもサーロインはステーキでいただくことが多い部位です。牛肉の中でも、”王道”かつ”王様”といったイメージが強いのではないでしょうか。赤身肉の凝縮した味わいと、脂身のジューシーさを同時に楽しむことができる、良いとこどりの部位です。サーロインをローストすることにより、口に入れると溶けていくような食感や旨味、あふれる肉汁を楽しむことができます。

リブロースの味・食感

リブロースは肉質がきめ細かく、霜降りも入りやすい上級部位です。繊細な脂が乗っているため、熱を加えると肉汁が溶け出し、ジューシーでとろけるような食感になります。肉の旨味をしっかりと感じることができるので、ステーキや焼肉、バーベキューはもちろん、肉そのものを味わえるローストビーフでいただくのにも適しています。

牛ヒレ肉

ヒレの味・食感

ヒレは牛肉の中で一番柔らかい赤身肉です。そして、1頭からほんのわずかしか取れない希少部位でもあります。高級度はサーロイン、ロースと並び、極上の柔らかさを誇るのが特徴です。

ヒレの中でも、特に柔らかい部位のことを、”シャトーブリアン”と呼びます。ローストビーフといえばモモ肉を使用し、薄くスライスすることでほどよい食感を楽しむ、というのが一般的だと思います。しかしこのヒレで作るローストビーフはとても柔らかく、1cm以上の分厚さで切っても噛む必要がないほどです。モモのローストビーフとは全く違う食感を堪能することができます。

トウガラシ(ウデ)

トウガラシの味・食感

トウガラシは肩の一部で、肩甲骨付近のお肉です。”唐辛子”のような形をしているのが、その呼称の所以です。

希少性の高い部位で、地域によりその呼び名も変わります。肉質はきめがやや粗く筋がありますが、さっぱりした味わいで、赤身のうま味が強く、噛めば噛むほど濃厚な味を楽しむことができます。

トウガラシは火を通すと硬くなってしまうため、じっくりと焼くことが求められるステーキにはやや不向きとされています。サッと表面を炙る調理を施すローストビーフはもちろん、タタキなどであれば非常においしくいただくことができます。

 

ローストビーフの作り方

断面が色鮮やかなローストビーフ

調理するときは、牛の塊肉を冷蔵庫から1~2時間前に出して、常温にしておきましょう。

牛肉は塩、こしょう各少々を全体にふり、味をなじませておきます。次にフライパンにオリーブオイルを入れて熱し、こんがりと焼き色をつけます。その後上下を返して同様に焼き、残りの面は約1分ずつ焼きましょう。ここでしっかり焼き時間を測っておくと、色のつき方を均等にすることができます。

焼けたらフライパンから取り出し、アルミホイルで二重に包み、さらにその上からふきんで包んで、そのまま約1時間おいておきます。

その後は好みに応じてソースを作りましょう。ローストビーフといっても和風・洋風・中華・薬膳・エスニックなど、様々な楽しみ方があります。にんにくやしょうが、ローズマリー、クミンなどのハーブを添えても良いですね。

ソースなどの味付けはもちろん、ここで挙げた調理法以外のものもたくさんあります。フライパンで焼き色をつけたあと、アルミホイルを巻いてオーブンに入れたり、最近では炊飯器を利用してローストビーフを作る方もいますね。ぜひご家庭の調理器具や、環境にあった調理法をチョイスしてみてくださいね。

せっかく作ったローストビーフ、中が赤いけど大丈夫?

せっせと作ったローストビーフ。ワクワクしながらローストした肉の塊に包丁を入れてみると、断面が赤い・・・こんなとき、食べても問題ないのか少し不安になりますよね。

結論からいうと、基本的にローストビーフは生焼け、断面が赤くても問題なく食べられます。

というのも、牛肉は鶏肉や豚肉などと異なり、肉の内部には菌や寄生虫は存在しません。そのため、菌が付着しているとされる肉の表面部分をしっかりと焼いていれば、食中毒の心配はないという訳です。(*無論、腐りかけ等ではない、新鮮なお肉の場合に限ります。)

しかし、どうしてももう一息加熱したい!という方は、牛肉をラップで二重に包み、ジップロック等の袋に入れて湯煎をするか、蒸し焼きで再加熱しましょう。電子レンジは火加減が難しいため、おすすめできません。

関連コラムはこちら↓
牛肉を生焼けで食べてしまった!これって大丈夫?

 

ブランド牛のローストビーフ人気通販商品3選

ここでは通販で人気のブランド牛ローストビーフ人気商品を3つご紹介!

【松阪牛】プレミアムローストビーフ400g・生ハンバーグ180g×3個セット【冷凍】【送料無料】

松阪牛のローストビーフ&生ハンバーグのセット

内容量 松阪牛ローストビーフ400g・生ハンバーグ180g×3個
価格 12,000円

松阪牛のローストビーフと生ハンバーグの2つの松阪牛の食べ方を楽しめる人気セット商品。ローストビーフ商品の中でも随一の人気を誇るハンバーグとの商品は大切な方への贈り物として最適です。

 

 

【神戸ビーフ】ローストビーフ 350g【ギフト可】【冷凍便】【真空パック】

神戸肉のローストビーフ商品

内容量 神戸ビーフローストビーフ 350g
価格 6,900円

神戸ビーフのローストビーフならこちら。量も適量で比較的お手頃価格で最高級の神戸ビーフを贈ることができるので、内祝いのお返しや結婚祝いなどのお礼にも人気の商品です。

 

【松阪牛】ローストビーフ(真空パック) 500g 【冷凍便】

松阪牛のローストビーフ500g

内容量 松阪牛ローストビーフ 500g
価格 8,000円

松阪牛のローストビーフ500g。真空パックで保存され、冷凍便で贈られるため、長期保存がきくため、ギフトで大人気の商品です。ぜひ、最高級松阪牛のローストビーフを試してみてください。

 

まとめ

普段の食事として、ときには晩酌のお供として、ときには特別な日を祝うごちそうとして、その存在感を発揮するローストビーフ。ひとくちにローストビーフという料理でも、使用する部位によってその味わいはさまざまです。

ローストビーフを作る際は牛モモを使うのが一般的ですが、こちらで挙げたほかの部位を使用して、ローストビーフという料理の奥深さをぜひ体感してみてください。一度作り置きしておけば、好きな時に切り分けていただけますし、カットして盛り付けるだけで一気に食卓に華やかさをもたらしてくれる点も魅力ですね。

お気に入りの部位や、お好みの食べ方を見つけてみましょう。