関東で人気のブランド牛一覧と特徴・おすすめ商品をご紹介!

関東のブランド牛について

関東で育つ美味しい牛肉!

関東産ブランド牛肉のすき焼き

憧れのブランド牛といえば、「松阪牛」や「近江牛」など地方で育つ牛を想像するのではないでしょうか。

ですが実は、関東地方でも美味しい牛肉がたくさん育てられています。関東地方の中央には、日本最大の平野「関東平野」が広がり各地に山がそびえ、川が流れ海へと繋がります。

このように自然や気候に恵まれた関東地方では、農業や酪農などの畜産業が多く存在し、数多の牛が肥育されています。
 

Re:Fit(レフィット)
 

関東のブランド牛

関東ブランド牛厚切り肉

ここでは関東で人気のブランド牛をご紹介!

<常陸牛>

常陸牛は、茨城県が誇るブランド牛です。キメ細かいサシが入り柔らかい肉質で、風味豊かな極上の霜降り肉です。まるで理想郷のようだとも謳われた、自然豊かな常陸国(ひたちのくに)で指定生産者によって約30ヶ月大切に育てられます。

歩留等級AかBで肉質等級4以上の格付けであることとされています。常陸牛には刻印が押されていますが、現在では確固たる証として1頭につき1枚「産地証明書」が発行されています。サーロインステーキや、ネックやスネのビーフシチューなどがおすすめ。

⇒常陸牛(ひたちぎゅう)の詳細はこちら

 

<瑞穂牛>

茨城県常陸大宮市にある「瑞穂農場」が生産する「瑞穂牛」。子牛が産まれる前〜肥育までをすべて厳正、一貫して生産管理していることが特徴です。抜け目ないトレーサビリティの仕組みを設けていることにより、安全安心にいただける肉牛が育ち上がります。

飼料もかなりこだわられており、玄米入りの配合飼料を食べさせることによってとても上質な味わい、風味の肉質に仕上がっています。

⇒瑞穂牛(みずほぎゅう)の詳細はこちら

 

<甲州牛>

甲州牛は、山梨県を代表する最高位ブランド牛です。鮮やかな肉色で、サシが多く入っているためとろっとした舌触りで甘みと豊かなコクのある味わいです。山梨県の甲州牛出荷組合に登録された生産者によって、丁寧に育てられます。

年間で300頭ほどしか出荷されないため、山梨県外で甲州牛を見かけることは少なく、幻のブランド牛とも呼ばれているようです。肉質等級が4以上の格付けであることとされています。ヒレステーキや、サーロイン・ロースのすき焼きなどでいただくのがおすすめです。

⇒甲州牛(こうしゅうぎゅう)の詳細はこちら

 

<葉山牛>

葉山牛は、神奈川県の最高級ブランド牛です。芳醇な香り、柔らかな肉質、とろけるような食感が特徴です。神奈川県の三浦半島で、三浦半島酪農組合連合会の会員である生産者によって丹精込めて育てられます。大麦・トウモロコシ・ビール粕・おからなどを加熱発酵させ、それに米などを添加した餌を与えるという、全国のブランド牛の中でも珍しい独自の決まりがあります。

そうして育てられた葉山牛は、農林水産省の大臣賞を5年連続で受賞するなど、名実ともに最高峰の牛となっています。もともと生産量が少ない中で、歩留等級AかBで肉質等級4以上の格付けであることとされ、葉山牛としての出荷は年間わずか160頭ほどです。産地直送にこだわられているため、新鮮で鮮度バツグンです。サーロインステーキや、肩バラのビーフシチューなどがおすすめ。

⇒葉山牛(はやまぎゅう)の詳細はこちら

 

<とちぎ和牛>

とちぎ和牛は、栃木県が誇る全国トップクラスのブランド牛です。キメの細かい霜降り肉で、甘みと旨味がとろけるように広がり、ふわっと柔らかい食感です。栃木県は畜産業や酪農業が盛んで、年間で約8万頭もの食用牛が肥育されています。その中で、とちぎ和牛を名乗れるのは3,000頭ほどで基準の厳しさが感じられます。

2009年度の全国肉用牛枝肉共励会では第一位を受賞していて、全国のブランド和牛にも太刀打ちできることが証明されています。歩留等級AかBで肉質等級4以上の格付けであることとされています。ヒレのステーキや、肩ロースのしゃぶしゃぶがおすすめ。

⇒とちぎ和牛(とちぎわぎゅう)の詳細はこちら

 

<甲州ワインビーフ>

甲州ワインビーフは、ワイン王国として知られる山梨県で誕生したブランド牛です。柔らかくキメ細やかな肉質で、赤身の旨味が強く肉本来の味がしっかりと感じられます。山梨県は、ブドウの生産とワインの生産が日本一であるため、ブドウの搾り粕が副産物として大量に出てきます。もともとは、産業廃棄物として処理されていたブドウの搾り粕を発酵させ、餌に混ぜ与えることで甲州ワインビーフが誕生しました。

ポリフェノールを含んだ餌を食べて育った牛は、赤身が柔らかく美容や健康にも効果のある牛肉になります。ヒレやモモのステーキや、100%のハンバーグがおすすめ。

⇒甲州ワインビーフ(こうしゅうわいんびーふ)の詳細はこちら

 

<かずさ和牛>

かずさ和牛は、千葉県の極上ブランド牛です。あっさりとした脂の霜降り肉で、芳醇な香りと甘みが楽しめる飽きのこない味わいです。酪農の元祖ともいわれる千葉県で、「かずさ和牛特性飼料」を食べて育ちます。また、生き物の成長に欠かせないといわれるヨードの生産量が世界一で、そのヨードを豊富に含む水を飲んでいます。ランプステーキや、リブロースのすき焼きがおすすめ。

⇒かずさ和牛(かずさわぎゅう)の詳細はこちら

 

<赤城牛>

赤城牛は、群馬県のこだわりのブランド牛です。赤身に旨味があり、柔らかいがほどよい弾力のある肉質で、和牛ならではの香りを感じられます。

群馬県の鳥山畜産食品株式会社の管理のもと、1頭1頭にあわせた餌を与えられ大切に育てられます。サーロインステーキや、ミスジのローストビーフがおすすめ。

⇒赤城牛(あかぎぎゅう)の詳細はこちら

 

<五穀和牛>

五穀和牛は、群馬県の大自然で育ったブランド牛です。ミネラル豊富な灰粉を飼料に混ぜて一頭一頭大切に育てられます。味わいは上質な脂がしつこくないさっぱりとした味わいとなっており、ハンバーグで頂くのが人気です。ネット通販でも購入できるので、ぜひ一度試してみましょう。

 

<上州牛>

上州牛とは、群馬県の誇るブランド牛です。赤身にしっかりとした旨味があり、キメの細かい柔らかな肉質でさっぱりとした味わいです。

群馬県の豊かな自然のもと、生産者とJA組織の連携によって育てられています。世界でもトップレベルの衛生管理が行われ、衛生基準の厳しいアメリカやカナダなどの世界各国にも出荷されています。ヒレステーキや、肩ロースのすき焼きがおすすめ。

⇒上州牛(じょうしゅうぎゅう)の詳細はこちら

 

<武州和牛>

武州和牛は、埼玉県の愛情のこもったブランド牛です。上質な霜降り肉は柔らかな舌触りで、まろやかさとコクのある奥深い味わいです。埼玉県産の和牛を全国に広めたいという思いから、埼玉県の古い呼び名である「武州」という名前がつけられました。

現在では商標登録もされ、全国で販売されています。サーロインステーキや、モモのローストビーフがおすすめ。

⇒埼玉武州和牛(さいたまぶしゅうわぎゅう)の詳細はこちら

 

<那須和牛>

那須和牛は、栃木県の特選ブランド牛です。甘くまろやかな味わいで、とろけるように柔らかい肉質です。栃木県の自然豊かな那須高原で飼育される那須牛の中でも、JAなす管内で契約された指定農家によって育てられたものが那須和牛と呼ばれます。さらに、歩留等級AかBで肉質等級3以上の格付けであることとされています。ヒレステーキや、モモのたたきがおすすめ。

⇒那須和牛(なすわぎゅう)の詳細はこちら

 

<大田原牛>

大田原牛は、栃木県の究極のブランド牛です。上質なサシがたくさん入った霜降り肉は、口に入れると溶けてしまうほどにジューシーで旨味とコクが広がります。栃木県大田原市の「大田原牛超(大黒屋)」の登録商標で、企業のプライベートブランドです。

A5ランクのBMS(霜降り度合いを1~12段階で評価する基準)8~12番の最高を極めたものだけが、大田原牛として認められます。ロースやヒレのステーキでシンプルにいただくのがおすすめ。

 

まとめ

このように、関東地方にも全国のブランド牛に負けないほどの美味しいブランド牛がたくさん存在しています。それぞれに特徴があり、違った味わいが楽しめるので食べ比べてみてはいかがでしょうか。